哈欧・哈ロ列車の2カ月間輸送量 日平均59コンテナ、前年同期比10倍増
2017年04月04日
エリナのささやき
昨日ご紹介したように外国人人材の活用が各地で図られています。九州では留学生の活用をさらに進めようと、2つの取り組みが西日本新聞で紹介されています。▼「大分県が留学生起業特区 資金要件緩和、国に提案へ」。「週36時間就労の留学生特区提案 九州7県と熊本市」。▼ERINA恒例の留学生のための就職相談会は6月9日(金)に開催予定。今月半ばごろには企業向けのご案内が始まりそうです。▼きょうの海外ビジネス情報は、ハルビン-欧州貨物輸送列車の話題。中国からロシアを経由するときは、決まって軌道の違いから貨物の積み替えや台車交換が必要になります。北朝鮮とロシアの間も同様。1995年の豆満江駅の車窓から撮ったビデオにも、たくさんの台車が映っていました。
海外ビジネス情報
◇哈欧・哈ロ列車の2カ月間輸送量 日平均59コンテナ、前年同期比10倍増
2月25日午前5時10分、哈欧(ハルビン-欧州)列車が開通してから169番目の列車が貨物満載の30車両でハルビン香坊駅から出発し、ポーランドのマワシェビチェ、ドイツのハンブルグとデュースブルグに向かった。同日午前4時8分には、貨物を満載した51車両の哈ロ列車も出発し、ロシアのニジネカムスク、チェリャビンスク、エカテリンブルグ、チタ、クンツェヴォ等の地に出発した。今年の1月から2月、哈欧国際物流股份公司は哈欧・哈ロ列車を累計でコンテナ3526 TEUを輸送しており、前年同期比で10倍近い伸びとなっている。
哈欧公司運営部責任者が伝えるところによれば、公司は多くの措置を講じて供給元を拡大し、サービスの質を改善して、2年間で貨物量は絶えずうなぎのぼりだという。(黒龍江日報3月18日)