大連港グループ、初の自製コンテナ船進水

2017年04月05日

エリナのささやき

きょうも古いビデオから起こした写真をご覧いただきます。画質は悪いのですが、めったにお目にかかれないシーンもあって、面白いでしょ(自己満足かな)。ウラジオストクでチャーターした船は海軍の練習船ですから、出港するときはこんな軍艦の脇をスルリと抜けていく感じ(↓)。気持ちいいですよ。▼近頃はウラジオストクへの展開が目立つ北海道経済界ですが、今度は中国企業が北海道産品に着目して、直接仕入れに乗り出す様子。北海道新聞で「中国貿易大手、札幌に道産品輸入拠点 飲食店やスーパーに販売」と紹介されています。▼ということで、きょうの海外ビジネス情報は中国・大連から船の話題。

海外ビジネス情報

◇大連港グループ、初の自製コンテナ船進水

先頃、大連港グループが自ら建造するコンテナ船「集発南海」号(1100 TEU)が初めて山海関造船工場で順調に進水した。「集発南海」汽船は今年5月に正式に使用されることなり、大連港から環渤海地域の港湾に至るコンナテ航路で供用開始となる。

2015年9月、大連港グループと中船重工所属の中国船舶重工国際貿易公司および山海関造船重工有限公司が1100 TEUのコンテナ船建造契約に調印した。「集発南海」号は環渤海内の輸送支線におけるコンテナ輸送の特徴に合わせて建造が行なわれ、最先端技術の船舶用発動機を採用し、優れた性能をもつ電気設備や運転設備を配している。運航コストは低く、省エネ・環境保護、安全や効率の高さで現在の国内同等船舶に匹敵するまったく新しいコンテナ船であり、国際・国内的に最新の環境保護の条件に合致している。(遼寧日報3月21日)