カルーガ州と大連を結ぶ新鉄道ルートが開通

2017年04月20日

エリナのささやき

強風で、残っていた桜も吹き飛ばされてしまったような朝。加治川の桜はどうでしょうか。▼いまは日本海に流れ込む加治川はかつて、日本海に向かわず阿賀野川に合流していました。治水・排水のため1913年に日本海に抜ける分水路が完成し、それを記念して6000本もの桜が植樹されたのだそうです。その後、1966年の7.17水害、翌67年の8.28水害によって河川改良が行なわれ、分水路が本川となり、桜も伐採されてしまいましたが、いまは2000本の桜が復元されているといいます。▼役割を終えた加治川分水門。桜の木と共に治水の歴史的景観が見事です。

海外ビジネス情報

◇カルーガ州と大連を結ぶ新鉄道ルートが開通

中国向けの輸出用鉄道ルートが新たに開通した。このプロジェクトはロシア輸出センター(REC)の掛け声の下、RZD Logistika社、Transkonteiner社、Freight Village RU社と共同で実現したことが、Freight Village RU社の広報資料に記されている。

試験走行としての第1便がボルシノ駅(カルーガ州)からザバイカルスク経由で中国に向けて出発した。主な仕向地は大連港(その後フィーダー船で各港へ、あるいはトラックで受け手まで届けられる)、ロシア製品の中国南部進出という観点から非常に興味深い広州市だ。中国向け新ルートのコンテナ列車第1便に参加した輸出者は、食品メーカー、日用化学品メーカー、化粧品メーカー、プラントメーカーなどだ。

新ルートの主なメリットは、相当なコストダウンの下で日数を14日に短縮したことだ。標準的な40フィートコンテナ1本の大連までのおおよその運賃は2600ドル、冷蔵コンテナは4500ドルから(ダブルスタックカーの発注本数次第)。標準的40フィートコンテナの広州市への運行費用は、1コンテナあたり3200ドルとなっている。

試験走行の分析後、列車の運行は定期的に実施される。新ルートの第2便はロシア全土規模となりそうだ。フォワーダーや実運送人からの事前の問い合わせは既に、RECに入ってきている。「ロシア輸出」社は新ルートの貨物輸送量の拡大に貢献する方針だ。8本の実入りコンテナの発送が4~5月、さらにその後も予定されており、これは中国の取引相手の需要とロシア産食品の需要を根拠とする。

カルーガ州では現在、カーゴビレッジ(Freight Village RU)で最新式の複合一貫輸送用インフラ施設の建設のための大型プロジェクトが実施中だ。(太平洋ロシア4月7日)

 

◇瀋陽税関、10項目の新制度

(瀋陽税関からの情報によれば、4月9日から10項目の監督・管理サービスに関する措置を推進することにより、遼寧の自由貿易試験区の建設条件に適応させ、最大限に貿易の利便化を図り、企業と地方経済に一連の制度と革新による利益をもたらす。

この10項目の措置は通関・監督管理・保税・企業サービスの4つの面をカバーしており、それぞれ国際税関AEO(Authorized Economic Operator)相互認証協力制度、企業協調員制度、特恵輸送関税による「直接輸送」条項利便化の関係措置、企業信用情報公示制度、原産地証明書管理改革、国内外の部品の修繕輸出、委託加工、ファイナンスリース、輸出加工監督管理、民間仲介機関の協力による税関の保税監督・管理と企業査察の実施などを含む。瀋陽税関によれば、これらの革新は企業が通関速度を速め、コストを低減するのに役立つとしている。遼寧日報4月10日)