モンゴルの人工衛星第一号は共同ブランド

2017年05月08日

エリナのささやき

黄金週間が終わりました。エリナちゃんはどこへも行かず、ずっと新潟市内暮らし。こんな(↓)太古の森みたいな感じの中を散歩していました。ここはどこでしょう。▼フランス大統領に39歳のマクロン氏が決まりました。若すぎてピンと来ないけれど、奥さんのブリジットさんはエリナちゃんとほぼ同じ63歳。親子のような齢の差の二人は、高校の教師と教え子だったとか。なんか素敵ですね。▼青森からは天津定期便が5月7日に就航の話題。「奥凱航空・青森-天津定期便、5月7日就航へ」(東奥日報4月25日)。

海外ビジネス情報

◇モンゴルの人工衛星第一号は共同ブランド

ABS(Asia Broadcast Satellite)は、モンゴル市場専用のMongolsat-1衛星としてABS-2Aの12×27MHzのペイロードを共同ブランド化すると発表した。この歴史的なイベントには、モンゴルのエルデネバト首相とエンフボルド国会議長が出席した。

MongolSat-1は、モンゴル史上初の共同ブランドの衛星だ。MongolSat-1の12×27MHzチャンネル衛星容量は、全国で無料のデジタル衛星テレビサービス、電気通信およびブロードバンドサービスを開始するために独占的に使用される。新しいサービスは、モンゴルの広大な地方で利用可能になることだろう。

式典でABSのトーマス・チョイCEOは、「ABSは特に称賛され、ABS-2Aペイロードの一部をMongolSat-1として共同ブランド化することができて喜んでいる。ABSは、モンゴルの衛星市場のダイナミックな発展の一環となり、デジタル格差を解消するための農村開発を支援することに非常に興奮している。私たちの目標は、モンゴル社会全体に利益をもたらす非常にリーズナブルな価格の衛星サービスを提供することだ」と述べた。(ABS公式HP4月19日)

 

◇富山市を手本にウラジオ市を開発

ウラジオストク市は富山市や横浜市に倣って発展するべきだ、と日本の都市計画専門家は考えている。彼らは数カ月間、ウラジオストク市の長所と短所を分析し、将来のウラジオストク市のコンセプトを提出した。

専門家らはウラジオストク市の絶対的な長所として、日本、韓国、中国、台湾という経済拠点との近接性における有利な経済的立ち位置、さらに極東連邦大学がロシアの主導的教育拠点の一つになったことを挙げた。日本の専門家らは、ウラジオストク市の独特な歴史的建造物について、「ウラジオストクは19~20世紀の建築様式をもつアジア唯一のヨーロッパ都市だ」と指摘した。

交通渋滞の問題を解消するために、専門家らはパーク&ライドの導入と経済活動拠点の分散を提案した。その例となりうるのが、住民及び企業に交通アクセスがより良い地域への移動を奨励した富山市だ。

このコンセプトは、市街地の歩道ルートのシステム(歩道及び緑地帯の拡張、交通機関の走行制限)の構築も提案している。ちなみに、ウラジオストクでは年内にも駐車の有料化が予定されている。ルースキー島での極東連邦大を拠点とする新しい研究室やインキューベーター、工業団地の形成によって、市内のビジネス環境の活性化が可能だと、研究者たちは考えている。

コンセプトの中には、例えば、港を旧市街地から移し、跡地に公共の娯楽施設をつくるという、より進歩的なアイデアもある。汚水処理施設の設備更新や工場の海岸部からの移転は、市の河川の汚染問題を解消するはずだ。(DV.land4月24日)