中ロ(漠大線)原油パイプライン 累計輸送量1億トン達成

2017年05月31日

エリナのささやき

5月末。公益法人は決算後3カ月以内に前年度の事業報告や財産目録を行政庁に提出しなければならず、それまでにまず理事会、次に2週間以上の間隔をあけて評議員会を開いて決議する必要があります。ということで、今頃が理事会の開催時期。ERINAもきょうが理事会です。▼きのうは新潟市国際交流協会の理事会があり、好天の下、20分ほどの道を歩いて往復。天気が良ければ気持ちいいですよね。でも、地方都市では自家用車がないと施設を渡り歩くには何かと不便です。▼ウラジオストクでもバスに乗ることも。明るい経路サインがいい感じだけれど、ロシア語が読めなければダメですね。

海外ビジネス情報

◇中ロ(漠大線)原油パイプライン 累計輸送量1億トン達成

5月19日8時過ぎまでに、2011年1月に供用開始となった中ロ(漠河-大慶線)原油パイプラインにより受け入れたロシアの原油が累計1億トンとなり、パイプラインが安全かつ安定的に2331日間運営されたこととなった。

中ロ原油パイプラインは、年間1500万トン輸入する計画だったが、2013年7月以来、年間輸入量が次第に増え、1日4.3万トンから4.65万トンまで増加した。供用開始以来、パイプラインの運営に責任をもつ中石油(中国石油天然気集団公司)大慶支社(所在地:加格達奇)は、運営管理の中で科学技術の適用とイノベーションを重視し、その科学力に依拠して安全な生産に影響を及ぼす技術的難題を多く解決してきた。そして、「高地寒冷地域におけるパイプラインの空管投油技術(原油流入前に窒素充填し、流入後クリーナーを稼働)の研究と適用、漠大線フル稼働給油保証の技術研究、循環発電ユニットの極寒条件の下での運営・管理技術、永久凍土地域におけるパイプラインの変位監視技術、高地寒冷環境でのクリーナーの改善および追跡技術の最適化等、18の重要な科学技術イノベーションを共同で創造した。そのうち6つの科学技術イノベーションの成果はすでに専門家の検証を経て国際的にも先進レベルに達している。

中ロ原油パイプラインの第2線の工事は興安鎮漠河を起点とし、大慶市林源オイルステーションを終点とする全長941.8キロで、輸送流量は年間1500万トンを計画している。工事は2017年12月30日にシステムが完成し、2018年1月1日から毎年1500万トンのロシア産石油を受け入れる能力を備え、完成後は漠大線とともに毎年3000万トンの輸入量を達成する。(黒龍江日報5月20日)

 

◇ウラジオ自由港にUPS工場ができる

沿海地方ウラジオストク自由港に入居する「DVエンジニアリング」社が無停電電源装置(UPS)の製造を始める。同社と極東開発公社が関連の合意文書に署名した。ウラジオストク市内の工場でつくられる製品はロシア市場向けとなる。この投資プロジェクトは「INSISTEMS」(ラニト・グループ傘下)と「Legrand」(ルグラン)の合弁製造事業となっている。プロジェクトへの出資総額は2000万ルーブルを超えるとみられている。

このUPS製造会社では、設備の組立とキャリブレーション、ソフトウェアの更新、遠隔モニタリングシステムのチェック、UPSの同期、UPSの操作性のチェック、各製品の品質の出張管理が行われる。ロシア・CISルグランのアレクシス・コナン社長は、「この製造事業は大型インフラプロジェクト、土木工事・工場建設プロジェクト、情報処理拠点のための電気機器の製造を意味する」と説明した。

この生産活動の第1段階では、ロシアおよび欧州の品質規格に適合するKeor Tシリーズの一体式三相入力UPS(出力容量10~120キロワット)が組み立てられる予定だ。(ロシア連邦極東開発省5月23日)