中ロが新型長距離用旅客機を共同開発する

2017年06月05日

エリナのささやき

ドライブしながらの出勤途中、海岸線にハマヒルガオのピンクが綿々と続く時期になりました。途中で降りて写真を撮りたくなる気分。▼わが家ではジューンベリーの実がたくさんついてきました。おかげで、朝の鳥の声がいつもに増してかしましい感じ。▼イギリスでは連日のようにテロが起こり、どうも嫌な雰囲気です。北東アジアの安全はどうなのでしょうか。きょうの海外ビジネス情報は中ロの協力が2件、それぞれの国の報道から。

海外ビジネス情報

◇中ロが新型長距離用旅客機を共同開発する

ロシアと中国の航空機メーカーが次世代型長距離用大型機(China-Russia CR929)製造計画に130億ドルを投入する方針だ。この旅客機は標準装備の場合で定員280人、飛行距離1万2000キロになる見込みだ。

プロジェクトを実施するために、統一航空機製造会社(UAC)と中国商用飛機有限責任公司(COMAC)は中ロ商用航空機製造国際会社(China-Russia Commercial Aircraft International Corporation, CRAIC)を設立した。同社の会長に(株)スホーイ民間航空機のウラジスラフ・マサロフ社長、社長にChina-Russia CR929計画責任者のゴ・ボジ氏が就任する。

マサロフ氏によれば、プロジェクトにおいてロシア側は翼、中央翼、エンジンのパイロン部、シャーシ主柱を、COMACは胴体隔室、フェアリング、翼、中央翼、シャーシ前柱を担当する。同時に、ロシア側は、既に量産化に入ったSSJと新型ロシア製旅客機MS-21の製作上の知的財産を活用し、プロジェクトのインテグレーターとして活動することになる。EADailyが既に報じたように、数日前、MS-21の原型機が新たなテスト飛行を終え、初飛行に向けてイルクーツク航空機工場の最終組立工場を後にした。

UACのユーリー・スリュサリ社長によれば、中ロ旅客機の初飛行は2025年に、航空会社への供給と運航の開始は2027年に予定されている。航空機は上海で組み立てることになる。これは、巨大市場に近いからだ。スリュサリ社長の説明によると、今後数年間、このセグメントで需要のあるほぼ全種類の航空機の総数の15%程度を中国市場が、28%をアジア太平洋地域市場が占めることだろう。(EADaily 5月22日)

 

◇中ロ資源・環境保護シンポジウム開催

5月21日、中ロ自然環境・自然資源保護と科学研究越境協力シンポジウムが虎林市珍宝島国家自然保護区で開催された。ロシアの環境自然保護専門家、黒龍江省林業庁、虎林市の関係者がシンポジウムに参加した。

シンポジウム期間中、参加者たちは珍宝島国家自然保護区を訪れ、湿地の展望塔に登り、緑あふれる景色を眺め、新鮮な空気を吸い、鳥や虫の鳴き声に耳を傾け、保護区の環境を称賛した。

中ロ国境に位置する黒龍江とウスリー川流域の自然保護区の協力・交流をさらに強化し、2016年6月に締結された「自然環境・自然資源保護と研究の越境協力に関する協定」の内容を再確認するために、中ロ両国の学者は議論を行ない、黒龍江とウスリー川流域両岸で生物多様性保護の活動の展開について意見を交わし、自然保護区の建設、絶滅危惧種の保護、中ロ自然保護区協力などの面で協力を強化することで一致し、協力をさらに深める次の段階に向け確固たる基礎を築き上げた。(黒龍江日報5月25日)