モンゴルのエンジニアが国内で航空機をつくろうとしている

2017年06月06日

エリナのささやき

6月6日は楽器の日、邦楽の日。芸事は6歳の6月6日から始めると上達するのだそうです。10年前の6月、ウィーンのフォルクスオパーの客席は、そんな子どもたちが大勢(↓)。▼きょうの海外ビジネスニュースはモンゴルで航空機開発、という話題など。エンジニアも子供の頃から学べば上達も早いのでしょうね。

海外ビジネス情報

◇モンゴルのエンジニアが国内で航空機をつくろうとしている

モンゴル民間航空局広報室が25日、伝えているところによると、チンギスハーン国際空港に24日、TVS-2MS航空機がお目見えした。複葉飛行機An-2の改良版だ。モンゴル人の間では、「緑のバッタ」と呼ばれている。

この飛行機は1946年にノボシビルスクのチカロフ記念航空機工場で設計され、1949年に初めて空を飛んだ。An-2は、自由に飛翔し、少ない加速と飛行距離で、未舗装の場所でも着陸することができるので、農業用や医療搬送用に欠かせない。この飛行機はモンゴルで50年余り、旅客、郵便物、貨物の輸送や農業で幅広く使われてきた。

2010年にチャプルイギン記念シベリア航空研究所で、An-2をTVS-2MSにつくり直すプロジェクトの作成が始まった。この活動の一環でAn-2にピストン・エンジンAsh-62IRの代わりにターボプロップエンジン、ハネウェルTPE-331-12(1100馬力)が搭載された。

モンゴル側は農業、鉱業、さらに緊急時や救急医療で利用できるTVS-2MSに関心を示している。ソ連時代、モンゴルでは年平均で18~20機のAn-2を修理していた。この経験をもとに、民間航空局とMIATモンゴル航空のエンジニアがモンゴルでTVS-2MSの組立を計画している。目下、TVS-2MSのモンゴルでの組み立てについてロシア側との交渉が進められている。(MONTSAME 5月25日)

 

◇ウラジオ自由港の入居者がティーバッグ加工工場をつくる

ウラジオストク自由港の入居企業がロシア極東初の茶葉パッキング工場をつくる。投資総額は1億7500万ルーブルになる。この新しい工場は95人分の雇用を創出する。

インド茶メーカーのJay Tea社は沿海地方でお茶(インド産の紅茶・緑茶のティーバッグ、粒状・ラージリーフの高級・一級紅茶)の加工を整備する方針だ。工場はアルチョム市の「ヤンコフスキー」製造物流コンプレクス内にできる。この有利な立地によって、Jay Tea社はロシア極東、東西シベリア全域への製品を出荷することができる。同社は将来的に、加工能力を拡大し、販売市場を広げるつもりだ。Jay Tea社のタンマイ・チャクラバルチ社長によれば、自由港入居を決めた根拠は、投資プロジェクトの実施に優遇税制度を利用できることだ。

プロジェクトは2017年から2022年までに複数段階に分けて実施される。今回、会社は作業所に必要な新しい製造設備を設置し、生産ラインを整備する。工場の操業開始は2017年第4四半期の予定だ。メイン工場の3つの作業所がそれぞれ異なる製品をつくる。工場では原材料・製品の品質管理ラボも設置される。製品は100%インド産原料を使い、各箱にインド紅茶振興局の「INDIA TEA」マークがついている。(ロシア連邦極東開発省5月26日)