日本人投資家がロ極東で医療を充実させる

2017年06月07日

エリナのささやき

労基法に違反する“ブラック企業”が後を絶たないようですが、新潟市では昨年、新潟市民病院の研修医が過労で自殺し、その勤務状況を調べたら200時間以上の超勤が4カ月も続いていたのだとか。新潟市では新潟労働基準監督署の是正勧告を受けて、医師の負担増を減らそうと患者の受け入れ制限に踏み切り協力を求めました。市民病院はまるで、テレビ番組の『ER』状態だったのでしょうね。▼きょうの海外ビジネス情報は日本資本でウラジオストクにリハビリセンター、という話題。ウラジオもだんだんと住みやすくなっていくのでしょう。

海外ビジネス情報

◇日本人投資家がロ極東で医療を充実させる

日本人投資家たちがウラジオストクにリハビリセンターをつくろうとしている。そのために日揮(株)と社会医療法人北斗が、新会社、JGC「Hokuto Healthcare Service, LLC」を設立する。

新会社で働くためにロシア人内科医が集められた。医師たちは帯広市内の北斗のリハビリテーション・機能回復センターで研修を受けることになる。

最先端医療技術導入を目指したロシア極東における日本企業との投資協力については、2016年9月の第2回東方経済フォーラムで活発に議論された。2016年12月、極東地域投資促進・輸出支援局と沿海地方政府が日揮および北斗と、東京で行われた日ロ交渉の枠内で合意文書を締結した。ヘルスケア分野での日ロ協力はロシア大統領も肯定的に評価した。

11月から3月まで北斗の専門家がウラジオストクで疾病事例の調査を行い、日本の機能回復のメソッドの導入について説明してきた。(ロシア連邦極東開発省5月27日)

 

◇大連港「一帯一路」に融合 国際定期列車7本開通、国際コンテナ年間150%増

5月13日、ボルボS90自動車を載せた中欧国際定期列車が黒龍江省大慶市譲胡路駅をゆっくりと出発し、9800キロ離れたベルギーへ向かった。大連港が参加協力した「ボルボ輸送専用列車」(黒龍江-ベルギー)は、中国初の西欧向け自動車輸送専用の国際定期列車だ。2019年には年間1.2万台のボルボ自動車がこの国際物流ルートを通ってヨーロッパに輸送される予定だ。関係筋によれば、大連港は3年の努力を経て、港から始発する国際定期列車を7本開通させた。また、「一帯一路」の建設の利益を受け、大連港の国際コンテナ輸送量は前年比150%増となった。

「ボルボ輸送専用列車」は大連港哈欧定期列車(ハルビン-欧州)プロジェクトの一環で、ロシア、ベラルーシ、ポーランド、ドイツを経由し、18日間でベルギーに到着する予定だ。将来は、哈欧定期列車は双方向で週に3便運行され、往復とも貨物を満載する見込みだ。

近年、大連港グループは「一帯一路」の建設に積極的に融合し、全力で国際物流ルートを開拓している。ロシア、ドイツなどの鉄道会社との協力を通じて、「遼満欧」(遼寧-満洲里-欧州)をはじめとする7本の国際定期列車を開通させた。中国中西部発着の定期列車に対し、「遼満欧」は唯一、港湾始発の定期列車で、海・鉄複合一貫シームレス輸送路となっている。大連港の発達した海上輸送ネットワークに依拠して、日本、韓国、東南アジアとヨーロッパとの物流の利便性がさらに向上する。

大連港グループは「一帯一路」建設の参加者であると同時に受益者でもある。「一帯一路」が提唱される前は、定期列車でコンテナを輸出する仕組みはなかったが、3年間の発展を経て、大連港の国際コンテナ輸送量は激増してきた。2016年、大連港グループが主導する国際定期列車は221便運行され、国際コンテナ輸送量の年間増加率は150%に達し、輸送コストの総額は46%減、時間は40%短縮された。(遼寧日報5月26日)