中ロの銀行がスタートアップ投資ファンドの設立に意欲

2017年07月11日

エリナのささやき

ウィーン2日目、初めてレオポルト美術館を訪れました。グスタフ・クリムトやエゴン・シーレの作品が中心という、それだけ聞くと刺激が強そうなのですが、実は心休まる美術館でした。部屋の向こうの空間も(↓)、窓の向こうの空間も(いずれまた)、すべてアートになっている造りが素敵です。▼日本もエリナちゃんも、心をもっと鍛えなくては。今日のニュースは金沢から「増やせ留学生の国内就職 金大、信州大の試み文科省事業に」(北陸中日新聞6月22日)。海外ビジネス情報はロシア、モンゴル、中国から。▼心に余裕がないけれど、自分に誕生日おめでとう。

Happy Birthday♪

海外ビジネス情報

◇中ロの銀行がスタートアップ投資ファンドの設立に意欲

貯蓄銀行(ズベルバンク)とハルビン銀行が、主にテクノロジーやイノベーションアイディアを提案する企業へのスタートアップ投資を目的とする5000万ドル規模の投資ファンドMT2(Money-Time)の設立意向書に署名したことを、ズベルバンク極東支店広報室が伝えている。

「現在、当行とハルビン銀行の同僚は、両国企業の連携と実際のビジネスに係るプロセスの加速化のための効率的ソリューションを見つける課題を自らに課した。MT2ファンド設立に中国側が参加することで、ロシアと中国のみならず全世界で最も画期的なプロジェクトの立ち上げや資金調達が可能になるだろう」というズベルバンクのドミトリー・スホベルホフ極東支店長の談話を広報室は伝えている。

基金に関する合意文書はハルビンで、第3回中ロ金融協議会の枠内で署名されたが、日付は明確にされていない。

中ロ金融協議会は、専門的で自由なノウハウの交換と中ロ金融関係の喫緊の諸問題の協議のために2015年10月に設置された。中ロ金融協議会にはロシアの銀行28行と中国の銀行35行、投資会社、投資ファンドが参加している。組織の目標は、中ロ間の信頼高く影響力のある金融協議会となり、両国の意思疎通の架け橋の役割を果たすことだ。(タス通信6月19日)

 

◇世銀が次のエネルギープロジェクトに資金を提供

世銀理事会で、「エネルギー2」プロジェクトを実施するために5440万ドルをモンゴルに融資することが決まった。この決定の枠内で、世銀は出力拡張と送配電会社が直面する諸問題の解決でモンゴル国政府を支援する。さらに、世銀は再生可能エネルギーの生産拡大に資金を提供する。

世銀のモンゴル常駐代表は「確実な電力供給は、国民の生活水準の向上と経済界の成長に肯定的な影響を及ぼすだろう。世銀は電力産業を強化し、持続的発展を達成するために再生可能エネルギーの利用のチャンスを探ることを目的とし、モンゴルと協力していく方針だ」とコメントした。(MONTSAME6月19日)

 

◇遼寧自由貿易試験区瀋陽区域の登録企業が5000社を突破

6月20日、中国(遼寧)自由貿易試験区瀋陽区域での新規登録企業が5053社に達し、登録資本が408.46億元となった。1年間の登録企業5000社を下回らないという当初目標を5か月早く実現した。

さらに注目すべきことに、瀋陽区域では、最初の105条の政策リストに続き、第2弾の革新措置、重点産業リスト、付属支援政策が今月末に出される。さらに年末までに、国際貿易の「単一窓口」を建設する予定だ。瀋陽区域は東北内陸地域唯一の自由貿易試験区として、知恵と力を総動員して振興を推進するイノベーションの高地を作り出そうとしている。

瀋陽区域管理委員会の責任者によれば、新規登録した5053社のうち、国内企業は5025社、その資本は381.55億元で、外資企業は28社、その資本は3.93億ドルとなっている。1億元以上の資本をもつ登録企業は71社。業種別では、第3次産業が97.78%を占め、貿易、科学技術・情報、金融・ビジネスサービス、物流などにわたっている。

現在、瀋陽区域管理委員会は第2弾の革新措置を急いで打ち出そうと、重点産業発展目録と関係する産業支援政策を制定しており、6月末にも出す予定だ。これらの革新措置および政策は政府の職能転換、投資の自由化、貿易利便化など多岐にわたっている。(遼寧日報6月21日)