ロ極東の電気料金を引き下げる法律が施行

2017年07月18日

エリナのささやき

豪雨の新潟です。地球温暖化が温帯気候に熱帯のような集中豪雨をもたらしているのでしょうか。北方、アラスカの森林には永久凍土が溶けだして砂漠が出現しているとか。▼旅行6日目は、雨が上がったセチェーダ山頂付近(標高約2500m)。またもお天気の神様でしょうか。気分爽快な天空のベランダです。▼日本はあちこちで留学生の採用に向けた動きが盛ん。島根では「留学生の県内就職促進へ 島根大、東洋大と事業開始」(山陰中央新報7月7日)。海外ビジネス情報はロシア極東から3題。

海外ビジネス情報

◇ロ極東の電気料金を引き下げる法律が施行

ロシア極東で7月1日から、企業向け電気料金をロシア平均レベルに引き下げるメカニズムが始動した。関連法にはプーチン大統領が署名済みだ。アレクサンドル・ガルシカ極東開発大臣は、この法律は7月1日に発効すると明言したが、再計算は2017年1月1日からとなる。

この電気料金引下げメカニズムは、電力及び出力の卸売市場の販売価格の上乗せによって実現される。そのための資金がルスギドロ社の特別勘定に送金される。ロシア極東地域の電気料金をロシア平均水準に下げ、各電力会社の(より高い)旧料率と(国内平均の)新料率の間の売上の差額は、入金された追加金で埋められる。全5地域の追加金の総額は270億ルーブル強になる。

電気料金の引き下げ幅が最大なのはチュコト自治管区で70%強、さらにサハ共和国(ヤクーチア)51%。カムチャツカ地方とマガダン州では38%強、サハリン州では35.5%となっている。

連邦院(上院)は、ロシア極東住民を含む全カテゴリの需要家向けに電気料金を引き下げることも、ロシア政府に提案した。(ロシア連邦極東開発省7月1日)

 

◇ウラジオ工場組立のマツダ車の販売が開始に

ロシアのマツダのディーラーがウラジオストク工場のCX5の販売を開始した。ロシア国内でCX5は2種類のエンジン(150馬力2000cc、194馬力2500cc)、3種類のパッケージ(Drive、Active、Supreme)から選ぶことができる。

前者は6速のマニュアル車とオートマ車、後者は6速オートマ車のみとなっている。価格は143万1000ルーブルから。デラックスバージョンは200万3000ルーブルとなっている。マツダCX5がロシアに登場したのは2012年。それ以降の累計販売台数は9万8085台となっている。(ロシースカヤ・ガゼータ7月2日)

 

◇サハリン州ウグレゴルスクも自由港の対象地域に

プーチン大統領が1日、「ウラジオストク自由港」法を修正する文書に署名した。今後、サハリン州ウグレゴルスク市管区も自由港の対象地域に含まれることになる、と大統領府公式サイトでは伝えている。

極東開発省はこれまでに、ハバロフスク(ノーブイ)国際空港、ペトロパブロフスク・カムチャツキー(エリゾボ)空港、ソビエツカヤガワニ地区に自由港制度を広げるよう、ロシア政府に進言してきた。

現在、自由港制度は極東5地区(20自治体)で施行されている。沿海地方、ハバロフスク地方、サハリン州、カムチャツカ地方、チュコト自治管区の自治体が自由港に認定された。(極東開発省7月2日)