人民元建て中ロ投資基金の設立が合意された

2017年07月20日

エリナのささやき

夕方のゲリラ豪雨は熱帯や最近の日本だけのものだけではないようで、旅行8日目に滞在したザルツブルクでもよくあることらしい。夕食をホーエンザルツブルク城の麓のパブでとっていると、外は土砂降り(↓)。隣り合った若く素敵なカップルによれば「よくあること」のようです。彼は地元の強豪スキー選手らしく、彼女はそれが自慢げ。彼は「Yuasa」など日本人スキー選手の名前を出してくれました。新潟のスキー場「Yuzawa」は知らなかったようですが。▼新潟県と友好関係にある「中国・黒龍江省の技術者 本県のほ場整備学ぶ」(新潟日報7月12日)というのが今日お届けする話題。海外からは投資や開発資金関係の話題が3つ。

海外ビジネス情報

◇人民元建て中ロ投資基金の設立が合意された

ロシア直接投資基金(RDIF)と中国の国家開発銀行(CDB)は人民元建ての中ロ投資協力基金の設立について合意した。関連協定書が4日、プーチン大統領と習近平国家主席の同席の下、モスクワでの中ロ交渉の際にRDIFとCDBのトップによって署名された。

人民元建て中ロ投資協力基金の設立は自国通貨決済の680億元(100億ドル相当)規模の直接投資実施の簡易メカニズムを始動させることができるようになるとみられている。特に重点が置かれるのが、「一帯一路」イニシアチブやユーラシア経済連合の枠組み等のロシアと中国のプロジェクトとなろう。RDIFは中国投資公社(CIC)と共に設立した中ロ投資基金を通じて、CDBは子会社のCDBキャピタルを通じて、このプロジェクトを実施する。(ロシア直接投資基金7月4日)

 

◇モンゴルの物流会社が初めて大型融資を受けた

欧州復興開発銀行(EBRD)は、モンゴルの物流大手Terra Express社に対して760万ドル規模の融資を行うことで、モンゴルの世界経済への統合を後押ししている。

EBRDによれば、Terra Express社への融資は、モンゴルでEBRDが交通・運輸部門で行う初のプロジェクトだ。このプロジェクトは2つのトランシェから成り、財務リストラによって会社の拡大を支援する。

Terra Express社は2011年設立、鉱業業界で物流サービスを提供している。大規模なオユトルゴイ開発プロジェクトの拡張に伴い、Terra Expressのサービスの需要は著しく高まるだろう。

一方、Terra Express社は輸出価格形成の一端を担っている。同社は、35台の新しいトレーラーの購入を含む野心的な投資プログラムでもって、輸出の拡大に備えている。EBRDは2006年にモンゴルで活動を始めて以降、同国の様々な経済部門の計80件強のプロジェクトに14億ユーロ余りを提供した。(Asia Russia Daily 7月5日)

 

◇極東連邦管区に中国投資家誘致支援センターが設置される

極東投資促進・輸出支援局と中国海外産業発展協会(CODA)は、ロシア極東での中国投資促進・支援合同センターの設立を見込んだ協定書に署名した。

この協定書に従い、センターは中国からロシア極東への直接投資の誘致に協力し、ロシア極東でプロジェクトを実施する中国人起業家のサポートを行う。センターのオフィスはウラジオストクと北京に今年10月1日までに開設される。

さらに協定書に従い、双方は最新の情報通信技術を駆使するなどして、ロシア極東での投資機会に関する中国経済界への高度な情報提供を協力して行い、新たなチャンスや中ロ投資協力の成長点を模索することで合意した。(ロシア連邦極東発展省7月6日)