京新(北京-新疆)高速道路 内モンゴル部分が開通

2017年07月27日

エリナのささやき

長旅で買い物がかさんでくると、荷物が旅行鞄に収まり切れなくなってきます。そこで今回はウィーンとパリの郵便局から日本へ荷物を送ることにしました。その上、ドロミテでは部屋の引き出しに入れていた小物を忘れ、宿のジョバンニが郵便局から送ってくれたので、3カ国の郵便局にお世話になる結果となりました。日本の郵便局は赤が目印ですが、あちらは黄色(↓)。局員は面倒見がよくて、もちろん費用は掛かるけれど、なかなか便利ですよ。▼船旅は部屋の移動がないので、その分楽かも。今日は秋田から「クルーズ船列車発着駅 秋田港に本格ホーム」(秋田魁新報7月22日)のニュース。さらに内モンゴルから2つの話題。

海外ビジネス情報

◇京新(北京-新疆)高速道路 内モンゴル部分が開通

7月15日9時16分、沿線の各民族の人々の熱い期待と工事建設者の歓声の中、国家の一帯一路の指標的プロジェクトで、京新高速道路の臨河-白疙瘩(Baigeda)の内モンゴル区間が正式に開通し、供用開始となった。これにより、砂漠を通過する世界で最も長い高速道路が開通した。

京新高速道路の総距離は2540キロ、中国の高速道路網計画における第7放射線で、2012年9月に着工した。沿線には北京-張家口-ウランチャブ-フフホト-包頭-臨河-エジン旗-ハミ(クルム)-トルファン-ウルムチがある。国家の一帯一路の指標的なプロジェクトで、青藏鉄道に続く貧困地域を代表するプロジェクトだ。臨河から白疙瘩部分は京新高速道路において自然環境が最も厳しく、途中で砂漠、山地、丘陵、300キロ余りの無人地域を通り、砂漠を通る高速道路では世界で最長と言われる。(内モンゴル日報7月16日)

 

◇2017アルシャン第1回中・モ・ロ農林観光文化博覧会が開幕

7月15日、2017アルシャン第1回中国・モンゴル・ロシア農林観光文化博覧会が内モンゴル自治区のヒンガン盟アルシャン市で盛大に開幕した。中・モ・ロ3国の150余りの企業が出展し、人気グルメ、服装、民族工芸品、グリーン農畜製産品・加工品など多分野の製品が展示されている。アルシャン市で行われる「観光+農牧業」をテーマとする初の博覧会だ。

10日間の会期中、ロシア・モンゴルからの輸入製品、ヒンガン盟各民族の手工芸品、アルシャンの農林特産品をはじめとするアウトドア旅行商品が展示・販売されるほか、主催者は美食エリア、サーカス団公演エリア、旅行体験エリアを設け、全国各地からの観光客が買い物を満喫するとともに、アルシャンご当地グルメ、中国一流のサーカス公演、草原・森林文化も楽しめ、幅広い観光客需要を満たす工夫を凝らしている。(内モンゴル日報7月16日)