韓国の医療機関がサハリン州のがん撲滅に協力

2017年07月28日

エリナのささやき

15日間の休暇旅行を3週間かけて振り返ってきました。パリでは、常にエッフェル塔の姿を見ながら過ごしたように思います。石造りのパリの街並みに、鉄の塔は不思議に似合い、ひときわ華やかな印象を付加してくれるようです。ホテルから徒歩10分のシャン・ド・マルス公園には、夜になるとエッフェル塔のライトアップを楽しみに大勢が繰り出し、冷えたワインやお土産売りの一群も現れ、みんな一緒に夏の夜を過ごします。テロはご免です。▼今日は島根から「浜田港に大型コンテナ船 関係者ら安定運航祈る」(山陰中央新報7月22日)の話題と、ロシアから2つのニュースです。

海外ビジネス情報

◇韓国の医療機関がサハリン州のがん撲滅に協力

サハリン州政府が韓国の漢陽大学校国際病院と、がん撲滅協力に関する協定書に署名したことを、同州政府広報室が報じている。

「今年、州内のがん死亡者数は減少の傾向が見られたものの、この問題は依然として一貫して注視を要する問題だ。そのため、韓国の同僚たちのノウハウは我々にとって、非常に有意義だ」とサハリン州のアントン・ザイツェフ副首相はコメントした。

一方、「漢陽大学校病院はサハリンの医師の研修と技術移転を行う構えだ。このような協力はサハリンにとって重要な成果をもたらすことだろう」と漢陽大学校メディカルセンターのキム所長は述べた。

署名された協定書の枠内で、サハリン州の医師たちは韓国での研修中、新しいX線画像解析方法や腹腔鏡手術のやり方を韓国の同僚から学ぶことになる。既に今日、韓国人専門家がサハリンのがん専門医向けのセミナーを行った。近日中にサハリン州保健省と漢陽大学校国際病院は、サハリンとクリルの島民に遠隔診療と人道医療支援を行う可能性を協議する。(ロシア連邦極東開発省HP7月17日)

 

◇ヤクーチアの石油天然ガス会社がシンガポール企業と合弁

サハ共和国(ヤクーチア)のトゥイマンダ・ネフチ社がシンガポールのAsian Oil&Gas社と、同共和国北極圏の大型石油・天然ガス鉱床の開発を行う合弁会社を設立する。これに関する相互理解覚書が双方によって19日に署名された。

「トゥイマンダ・ネフチ社は、ヤクーチアの北極圏の西アナバル認定鉱区プロジェクトの実施に関する覚書に署名した。この文書の枠内で、合弁企業の設立が予定されている。シンガポール側はこの大型石油・ガスプロジェクトに前向きだ」とアントン・サフロノフ・サハ共和国投資振興・企業活動大臣はタス通信に述べた。

この鉱区のライセンスを有するトゥイマンダ・ネフチ社が目下、プロジェクト実施のための投資家を探していることが、これまでに報じられてきた。このプロジェクトの物流面は、北極海航路の振興に依存する。国際分類手法に従った西アナバル鉱区の予想埋蔵量は石油2億6660万トン、天然ガス4953億立方メートルとなっている。

シベリア石油ガス科学技術センターの分析によると、西アナバル鉱区の石油・天然ガスの年間産出量は、石油1200万トン、天然ガス100億立方メートル、ガスコンデンセート11万4000トンとなりうる。プロジェクトでは、液化天然ガスは、北極圏のロシアの主要航路である北極海航路を使って欧州及びアジア太平洋諸国に輸送されることになっている。

このためには、海底パイプラインやLNG工場(年間生産力700万~750万トン)をコジェブニコフ小湾、あるいはアナバル湾のターミナル周辺につくらなければならない。当初投資額(探鉱段階)は70億ルーブル、プロジェクトへの投資総額は3640億ルーブルとなっている。(タス通信7月19日)