EUが駐モンゴル代表部を開設する

2017年08月04日

エリナのささやき

トヨタとマツダが資本提携へ向かうらしい。欧州では主流のクリーンディーゼルで頑張るマツダも、単独では次世代の生き残りが難しいのでしょうか。▼そのディーゼルエンジンのクリーン度で不正があったフォルクスワーゲン(VW)が、欧州でのエリナちゃんのレンタカーでした。マニュアル車を運転しなくなったエリナちゃん、欧州では少ないオートマでコンパクトなレンタカーを探し、VWゴルフTDIに行き当りました。これが実によく走るのですが、最新デジタル制御による空気圧の警告ランプが点灯して、右往左往。立ち寄ったGSの隣に幸いVWディーラーがあって相談すると、タイヤではなくデジタル・ディスプレイをササッと操作して「オッケー!」だとさ。▼ドイツ語のクルマの説明書はさっぱりわかりませんでしたが、島根からは「外国人在住者に生活情報 出雲の多言語マップ作成へ30人協議」(山陰中央新報7月30日)の話題。海外ビジネス情報はモンゴルから。

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◇EUが駐モンゴル代表部を開設する

フェデリカ・モゲリーニ欧州委員会副委員長兼欧州連合外務・安全保障政策上級代表の決定に従い、EUはモンゴルに代表部を開設することを決定した。ジャン=クロード・ユンケル欧州委員会委員長は、「EUは、中国とロシアに挟まれ、EUにとって戦略上重要な民主主義国のモンゴルに、外交代表部を開設することを約束する。モンゴルにおける著しい進歩と国の発展は、EUの最も温かい讃辞に値し、EUが常駐するにふさわしい」と述べた。

モゲリーニ上級代表は、「モンゴルは、ユニークな戦略地政学的位置にある複雑な地域で重要な役割を演じている。このEU代表部は、EUとモンゴルの関係の強化と同国民への義務を踏まえた、EUの投資である。我々は間もなく、新しい連携協力協定書にも署名する。それは、EUが双方の緊密な関係の拡充を重視していることを、再度示すものである」とコメントしている。

在ウランバートル欧州連合代表部開設の決定は、EUとモンゴルの関係拡充における大いなる進歩であり、双方が自らの政治対話と協力を活発化させ、今後の連携強化の道を開くことを可能にすることだろう。(MONTSAME 7月26日)