マツダとソラーズの合弁会社がTORに加えられた

2017年08月08日

エリナのささやき

最近、Mは街を歩くときに杖を突くことが多くなりました。ウィーンのトラムやパリのバスに乗るたびに、車内で座っていた人がさっと立ち上がって席を譲ります。いえいえ、と遠慮しても、どうしても座りなさい、というように席を勧めます。でも、パリの地下鉄だと少し様子が異なるのは、利用者の層がバスとは違っているからでしょうか。▼パリは何でもありの街。障がい者だってポルシェに乗ってしまう(↓)。障がい者を思いやるより、その人の存在や尊厳、能力・非能力を認めようとすることが大切なのでしょうね。▼海外ビジネス情報は、ロシアの自動車産業の話題など。

海外ビジネス情報

◇マツダとソラーズの合弁会社がTORに加えられた

ロシア政府は、沿海地方で自社の生産活動の拡充を計画している「MAZDA SOLLERS Manufacturing Rus」を入居者名簿に入れるために、沿海地方の「ナデジディンスカヤ」先行経済発展区(TOR)の対象地域を拡大するための極東開発省の提言を承認した。これに関する決定書にメドベージェフ首相が署名した。

「TORの対象地域拡大によって、MAZDA SOLLERS Manufacturing Rusは優遇税制と行政上の特恵待遇を利用できるようになる。これにより、同社はマツダの新型車の製造を開始することができ、製造設備が近代化されることだろう。これは、新しい技術の習得とロシア国内での新しい専門領域の獲得、約200人の雇用の創出、連邦への納税額の拡大に貢献するだろう」と、アレクサンドル・ガルシカ極東開発大臣は明言した。

暫定値によると、予定されている投資額は20億ルーブルを超える。この投資によって、エンジンの年間製造台数5万台の新プラントの建設が可能となる。また、MAZDA SOLLERS Manufacturing Rusはマツダ6、マツダCX5のアップグレード・バージョン、マツダSkyActive-Gのエンジンの製造を習得することにしている。

これまで、この投資プロジェクトを経済特区制度の枠内で実施することが予定されていた。しかし、TORと経済特区の制度の支援方策を比較分析した結果、投資家側は最も効率的なものとしてTOR形式を選択した。TOR制度の活用によって、MAZDA SOLLERS Manufacturing Rusは、自動車産業の主要な付加価値を構成する製品を製造して新たな技術水準に移行し、輸出志向型戦略を展開することにより、世界の自動車産業のグローバル・サプライチェーンにおける次のステップに進むことができると見られている。(極東開発省7月28日)

 

◇ロ極東の入植地の法律の修正に大統領が署名

土地の取得手続きを大幅に簡素化し、申請者向けの領域を拡大する「極東の1ヘクタール」法の修正パッケージに、プーチン大統領が署名した。関連文書が30日、法務情報ポータルサイトで公表された。この文書は7月20日に国家院(下院)、25日に連邦院(上院)を通過した。

下院は特に、いわゆる「NGゾーン」の縮小によって入植地の提供面積を拡大することを承認した。猟区、森林区画、鉱物資源の上の土地がこれに当たる。土地の75%余りが入植地としての提供を禁じられ、これらの大部分を猟区が占めているが、この度、すべての利害関係者と協力してこの問題が処理された。「開放されたエリアで入植地を取得する新たなチャンスがロシア極東に新しい住民をさらに呼び込むことだろう」と、アレクサンドル・ガルシカ極東開発大臣は述べた。(インターファクス7月30日)