電子ビザの発給が始まった
2017年08月10日
エリナのささやき
明日から3連休、その後さらにお盆休み、という方が多いようです。万代島の駐車場は、今年も佐渡へ行った人のクルマで一杯になってきました。▼一足早い夏休みで利用したエールフランス、サービスについては疑問符だらけですが、機内の安全案内ビデオは楽しかったですよ(↓)。おしゃれで、分かりやすくて、見せ方はさすがに上手い。▼きょうのニュースは旅行にまつわる話題。青森からは「青森・ソウル線 10月から週5便」(東奥日報8月4日)、ロシアからはウラジオストク自由港の電子ビザのニュース。今朝の専用サイトでは、電子ビザを受け付けている様子です。でも、本当に発給されるかどうか、ちょっと不安。
海外ビジネス情報
◇電子ビザの発給が始まった
8月1日から、18カ国の国民は、電子ビザでロシア極東に入ることができる。
「ロシア極東は、先例のない方策が採用されユニークなメカニズムが導入された地域となった。電子ビザの実施は我が国にとって革新的な手段だ。そして、この手段の活用がロシア極東から始まる」とアレクサンドル・ガルシカロシア連邦極東開発大臣は明言した。
「このビザで自由港制度が敷かれているあらゆる地域に行くことが可能となる。ウラジオストク港湾の入国チェックポイント及びウラジオストク空港から、電子ビザで入国することができる。2018年1月から、このような検問所の数は4カ所になる。カムチャツカ、サハリン州にも入れるようになる」とガルシカ大臣は説明した。
「日本、中国、シンガポール等18カ国の国民はインターネット上で電子ビザの手続きをすることができる。領事部を訪れて、面接に通過するかどうかの心配をする必要はない。4日前にロシア外務省の専用サイトの申請書に記入し、写真を添えて、文書提出のボタンをクリックすればよい。3日以内に回答されることになっている」とガルシカ大臣は念を押した。
簡易ビザ制度を利用できるのは、ブルネイ、インド、中国、北朝鮮、メキシコ、シンガポール、日本、アルジェリア、バーレーン、イラン、カタール、クウェート、モロッコ、UAE、オマーン、サウジアラビア、チュニス、トルコの国民だ。これらの外国人がビザを取得するには、ロシア外務省のウェブサイトのアンケート用紙に記入しなければならない。審査を通過すれば、ビザはロシア国境で直接発給されることになる。このビザは、手続きから30日間有効になる。電子ビザは無料で発給される。(極東開発省8月1日)
(訳注)この電子ビザでの滞在期間は入国日から最大8日間。ロシア連邦外務省の専用サイト:https://electronic-visa.kdmid.ru/
◇電子ビザの申請受け付けは8月8日から
自由港制度が施行されているロシア極東の地域に入るための電子ビザ取得申請の受付は8月8日から外務省の専用サイトで始まる。
「我々はウラジオストク自由港訪問のための電子ビザ手続きのテストを始めた。申請書の提出は8月8日に始まる」とロシア連邦外務省領事部サイトには記されている。(インターファクス8月2日)