セレンガ川水力発電所建設に替えてウランバートルに余剰電力を輸出

2017年08月14日

エリナのささやき

ほぼお盆休みの月曜日、閑散とした新潟市内にあって万代島の駐車場だけが佐渡旅行の人たちのクルマで満車状態。出社するのがちょっと寂しい感じ。▼さて、新潟県では再生可能エネルギーの導入と同分野への県内企業の参入を図るため先般、風力発電導入促進フォーラムを行いました。日本でも再エネの機運が一つ盛り上がっていないようですが、こんな(↓)風力発電機も開発されていて、工夫しがいがありそう。▼海外ビジネス情報は、再生可能エネルギーの一つ、水力発電が水環境に影響しかねない問題についての提案がロシアからモンゴル側にされたニュース。大連港の近況も。

海外ビジネス情報

◇セレンガ川水力発電所建設に替えてウランバートルに余剰電力を輸出

ブリヤート共和国は、セレンガ川の水力発電所建設を止めるようモンゴル側に要請しており、その代わり余剰電力の供給を提案している。ブリヤート共和国のアレクセイ・ツィデノフ臨時首長代行はモンゴルのツェンゲル環境観光次官との会談でこのような考えを示した。

ツェデノフ首長代行は、水力発電所の建設がモンゴルの発展、特に新たな発電施設の確保のためにどれほど必要かについて理解を示した。「我々には、ブリヤートからの電力供給という代替案がある。これは、水力発電所の電力価格よりもかなり得だ。我々のところでは電力が余っているので、供給について何ら問題はない」とツェデノフ首長代行は述べた。

ツェデノフ首長代行は、モンゴルへの電力輸出案が「量、価格、安全性」という3つの問題を一気に解決するものと、期待している。ツェンゲル次官は、ブリヤート側からの提案を検討することを承諾した。「我々はこの案を考慮するだろう。研究者に徹底検討させたい」と同次官は述べた。(Asia Russia Dialy 8月1日)

 

◇大連港の中欧列車 上半期1.5万TEU、前年同期比2倍増

大連港の鉄道コンテナセンターから毎週平均2回列車が出発し、9000キロ離れたモスクワまで走っている。7月31日に得た情報によれば、大連港の中欧列車は発展がめざましく、中韓ロ国際物流ルートの競争力が高まり、今年上半期で1.5万TEUの輸送を達成し、前年同期比226%増となった。

大連港は国家の海運・鉄道一貫輸送のモデル港であると同時に、東北に分布する内陸中継地と発達した航路とのネットワークをもつ。中欧列車が及ぶ範囲はすでに日本、韓国、東南アジア、中国東南沿海地域にまで達している。大連港から出発した列車はモスクワまで12日間しかかからないため、以前の海運方式より20日以上節約できる。

今年の上半期、大連港の中欧越境列車のコンテナ貨物輸送量は1.5万TEUを達成し、前年同期比226%増となり、毎週「爆艙」状態となっている。2016年1月に「サムソン列車」を開通させ、今年には「大連-ヴォルシノ(カルーガ州)」公共列車にバージョンアップし、サムスンの電子商品をベース貨物として、その他の顧客にも輸送サービスを提供し、今年上半期の輸出金額は4.5億ドルに達した。

中欧列車はかつて「重去軽回(輸出貨物は多いが帰路の輸入貨物は少ない)」という状況だったが、大連港では「イクルーツク-大連」の帰路列車を開通させ、ロシアの木材などの製品がこのルートを使って中国に輸出されるようにした。(遼寧日報8月1日)