アムールガス加工工場が着工

2017年08月15日

エリナのささやき

8月6日とか8月15日は、やはり特別の日。平和について考え、平和な日々に感謝したいものです。▼新潟市美術館ではいま、写真家・石川直樹展をやっていて、日曜に観てきました。石川さんは極地の自然、人の営みを好んで撮ってきたのでしょう。1998年(20歳)と昨年(38歳)の2回、アラスカのデナリを登頂していて、その壮大な写真や登頂時の装備なども見ることができます。▼タテもヨコも富士山の倍ほどはあろうかというデナリ。エリナちゃんもラッキーなことに2回、デナリの全景を見ることが出来ました(↓)。地球の恵みにも感謝しなくてはなりませんね。▼今日の海外ビジネス情報は、ロシア・アムール州で着工したガス加工工場の話題をロシア側、中国側から紹介しています。

海外ビジネス情報

◇アムールガス加工工場が着工

プーチン大統領がアムール州スボボドヌイ市のアムールガス加工工場の基礎工事をスタートさせた。この工場は「シベリアの力」ガスパイプラインで中国にガスを輸出するために必要不可欠で、世界でも最大級のものとなるだろう、とタス通信が報じた。

アムールガス加工工場は、ガスプロムとCNPCの子会社、中国石油工程建設公司(CPECC)との合弁プロジェクトだ。2021年に工場が操業を開始し設計生産力に達した後、ロシアの天然ガス加工量は50%強拡大するはずだ。工場はさらに、世界の市場でこれから売られるヘリウムの3割を生産することになり、世界最大のヘリウム生産者になるだろう、とガスプロムのアレクセイ・ミレル社長はコメントした。

工場への民間投資額は6900ルーブルで、アムール州予算の15倍に匹敵する。アムール州の税収は倍増することになるだろう。

工場建設には2万5000人が動員される。既に1万人の中国人と契約済みだ。工場が操業を開始すれば2500~3000人の工員が働くことになるだろう。政府の計画では、連邦の資金で市内に新しい小居住区、学校、幼稚園、スポーツ複合施設、循環器病センター、産院がつくられ、新しい救急船舶が購入され、公共交通機関が更新されることになっている。

アムールガス加工工場の建設は、関連工場をつくる意向をもつ他の投資家もスボボドヌイ市に呼び込んだ。Siburは隣接してガス加工工場を建設することにしており、それがアムール州のみならずサハ共和国(ヤクーチア)へのガス供給を可能にする。スボボドヌイ自体にはガスは引かれていないが。「テクノリージング」社も隣接してメタノール工場をつくることにしている。別の有望投資家は、鉄骨構造物や建築資材の工場をつくる計画だ。(DV.land 8月3日)

 

◇ロシア最大の天然ガス加工プロジェクトが極東で始動、黒河から約200キロ

8月3日、ロシア国内最大の天然ガス加工プロジェクトであるアムール天然ガス加工工場の起工式がアムール州の施工現場で行われ、プーチン大統領が式典に出席した。アムール天然ガス加工工場P1工程は中国の葛洲壩(ハ)グループ有限公司が請け負っている。

アムール天然ガス加工工場は中国・黒河市から約200キロメートル、中ロ間第2の大型エネルギー回廊-中ロ天然ガスパイプライン東線の起点・アムール州スボボドヌイに位置する。同プロジェクトは天然ガスの年間産出量が420億立方メートルと計画され、竣工後は世界最大の天然ガス処理工場の一つになるとともに、中国の天然ガス輸入先の多様化、エネルギー供給の安全保障、パイプライン沿線の生態環境の改善、中ロ両国の安定的な経済成長に重大な意味をもっている。(黒龍江日報8月4日)