ニジニブレヤ水力発電所の3つの発電ユニットが運転開始

2017年08月16日

エリナのささやき

きのうご紹介した写真家・石川直樹さんは新潟で水と土の芸術祭を撮り、来月から始まる奥能登国際芸術祭2017でも公式写真を撮るそうです。日本海に突き出した感じの能登半島・珠洲での芸術祭、どんなアートミックスが繰り広げられるのでしょうか。▼芸術の都・ウィーンでは、ゴミ処理場もアート。ポスト・アールヌーボーとでもいうのでしょうか、曲線的建築ではガウディと並び称されるフンデルヴァッサー氏の手掛けたウィーンのゴミ処理場がトラムの車窓から見えた瞬間(↓)。▼きょうの海外ビジネス情報は、ロシアから水力発電稼働と投資支援・援護システムの話題です。

海外ビジネス情報

◇ニジニブレヤ水力発電所の3つの発電ユニットが運転開始

プーチン大統領はニジニブレヤ水力発電所を訪れ、3つの水力発電ユニットの運転開始セレモニーに出席した。

ニジニブレヤ水力発電所は2010年8月27日、大統領の臨席の下、着工。2016年4月にはブレヤ川がせき止められ、2017年3月には貯水施設の注水が始まった。

ニジニブレヤ水力発電所はブレヤ水力発電所の補助施設、ブレヤ水力発電コンプレックスの第2発電所だ。設計出力は320メガワット(4つの発電ユニットの運転開始後)、年平均発電量は16億5000万キロワット時となっている。2017年9月に設計出力に達する予定だ。

同発電所の電力はロシア極東の「ボストーチヌイ」宇宙基地や交通・輸送インフラ(特に「シベリアの力」ガスパイプライン)、建設中のガス加工工場、鉱山会社など、現在と将来の需要家向けの電力系統に送られる。

ニジニブレヤ水力発電所は居住区の水害対策にも役立つ。このプロジェクトは最も高度な環境基準を満たしており、電力業界と環境運動家の建設的連携の一例とも呼ばれている。発電所建設の際の賠償事業プログラムは、「ブレヤ妥協」という名がつけられた。水力発電所側の協力で、治水施設の集水域に「ブレヤ」自然公園がつくられた。(ロシア連邦極東開発省8月3日)

 

◇プーチン大統領「投資プロジェクト援護システムがロシアで初めて始動した」

ロシアで初めて、投資プロジェクトの総合援護システムが始動した。プーチン大統領は3日、極東連邦管区での大型投資プロジェクト実施に関する会合で、こう表明した。

「まず、このようなプロジェクトにインフラ支援と、行政のあらゆる方面からの適切な援護を行い、使いやすい財務・租税軽減計画手段を提案し、原料・エネルギーの供給に係る問題の解決を支援し、行政障壁及び行政・法執行機関からのあらゆる圧力を最小限に(できればゼロに)することが必要だ」。

今日現在で投資プロジェクト援護システムには425件のプロジェクトがインプットされた。これらは、先行経済発展区とウラジオストク自由港の全ての入居者のプロジェクトと、インフラ支援の対象となっている14件のプロジェクトだ。各投資家に個人アカウントがつくられ、すべての関連省庁の職員はリアルタイムでプロジェクトのロードマップに関する情報を取得することができる。

「このシステムは投資家の喫緊の問題のオンラインでの適時解決に役立つ。地方自治体レベルの問題を見つけたら、それらを連邦レベルで処理することができる」とアレクサンドル・ガルシカ極東開発省は指摘した。(ロシア連邦極東開発省8月3日)