ロシア極東のトップメーカーが肉製品を日本に輸出

2017年08月23日

エリナのささやき

新潟県の中央部に位置する旧山古志村は静かな中山間地でしたが、中越地震(2004年10月)で被災した後、長岡市に編入(2005年4月)されました。その復興に尽力した最後の村長にして、その後衆議院議員に転じて復興副大臣などを務めた長島忠美さんが先日、66歳で亡くなられました。▼かつて田中角栄氏を排出した新潟5区は、田中真紀子氏、長島氏と続き、その後継者選びで早くもきな臭い様子ですが、日本に政治家のなり手が少ないのは、企業の人材不足と同様、深刻なのかもしれません。▼オーストリアで最も繁栄した中山間地といった感じのザルツブルク。そこから東方へ高速道路に乗ってすぐのモンド湖畔のサービスエリアに立ち寄ると、隣は牧場。モーモーさんたちと一緒に一休みするのはちょっと不思議な感じ。▼きょうの海外ビジネス情報は、ロシア極東の肉製品が日本へ、という話題など。

海外ビジネス情報

◇ロシア極東のトップメーカーが肉製品を日本に輸出

ロシア極東のRatimir社がロシアのメーカーとしていち早く、アジア太平洋諸国へ肉製品の輸出を開始した。製品の第1便は既に、日本に空輸された。輸出第1便の主要目的の一つは、次の輸出に向けた品目リストをつくるべく、日本人の味の好みを調査することだ。Ratimir社すでに、シンガポール、ベトナム、香港、マレーシアへの製品の輸出許可も取得済みだ。8月4日のプレスツアーで、同社広報担当者がこの件で日ロの報道陣に説明した。

Ratimir社は豚肉、牛肉、鶏肉の熱処理加工品の日本への輸出をロシアで最初に許可された食肉加工会社の一つだ。日本の当局は、動物衛生の規則の遵守、バイオセキュリティーとメーカーの技術水準の確保に係る非常に厳しい規準を食品輸入業者に課している。輸出開始は、ロシア側の製造施設を検査した後、日本国農林水産省の関係者が決定した。

Ratimir社のピョートル・ミゾノフ営業部長はプレスツアーで、今日現在で同社の製品は既に日本の複数の小売りチェーンとホテルチェーンに出荷済みだと話した。「これは、ロシア連邦の国家規格に基づいて製造されたボイルドソーセージ、豚・牛肉のデリミートだ。そのほか、セミスモードクソーセージも送った」とミゾノフ部長は説明した。

Ratimir社は既に、ロシア極東全域の数千人の買手に認められ、「ロシアの優良商品百選」にも選ばれている。また、生産者・メーカーの栄誉賞として、品質分野で「ナンバーワン企業」、「2016年業界リーダー」の称号を得た。Ratimir社が国の輸入代替路線の実現に積極的に参加していることも重要だ。Ratimir社の工場は最大限、国産の豚肉を使っているうえ、同社は養豚場を開設して独自に原材料を育てている。(PRIMAMedia 8月11日)

 

◇ハルビン-アルタイ観光専用列車、9月に初運行

8月10日、黒龍江省政府新聞弁公室の記者発表によれば、ハルビン-アルタイ間を走る観光専用列車「龍泰号」が9月5日に初運行する予定で、現在すでに900名近い観光客が予約しているとのことだ。

「龍泰号」の運行は、黒龍江省の新疆ウイグル族自治区アルタイ地区に対する支援事業の一環。ハルビン鉄道国際旅行社が国家の「一帯一路」イニシアチブおよび中国鉄道総公司の「引流入疆(新疆に引き込む)」による新疆の経済・社会発展支援の要請に呼応し、新疆ウイグル族自治区観光局と共同で「新疆をめぐる列車の旅」ブランドを立ち上げ、専用列車の運行という形式により、観光で新疆を支援し、アルタイ地区への旅客輸送を拡大する。

「龍泰号」は9月5、7、9日にハルビンを出発し、14日かけて黒龍江・内モンゴル・甘粛・寧夏・新疆の5省区13市を横断する、黒龍江省とアルタイ地区直通の唯一の専用列車となる。(黒龍江日報8月11日)