ロシア極東に最新式のマルチモーダル港湾施設ができた

2017年08月28日

エリナのささやき

今朝の朝日新聞の天気予報は掲載している各地のすべて、すべての時間で、灰色一色。一瞬、印刷ミスかと思ったのですが、ちゃんと曇りマークが印刷されています。こんなこともあるのですね。イチョウの葉が色づき始めた感じで、秋が近づいてきたような新潟です。▼きょは久しぶりに地方の対岸交流の話題をお伝えでします。北海道から「函館-天津線運休 天津航空、きょうから」(北海道新聞8月22日)。明るいお話題ではないのですが。▼海外ビジネス情報は、ロシア沿海地方の地方港の話題など。写真は18年前、ハバロフスク地方のワニノ港に上陸しようとフェリーで接近中の1枚。サハリン・ホルムスク港でフェリーに積んだ鉄道車両がそのまま陸に上がる仕組みですね。

海外ビジネス情報

◇ロシア極東に最新式のマルチモーダル港湾施設ができた

ウラジオストク自由港入居企業のオリガ・ブンケル社が、投資プロジェクトを実行した。プロジェクトの目的は、沿海地方オリガ地区の既存の港内でのマルチモーダル施設の建設だ。このプロジェクトの枠内で、オリガ・ブンケル社はターミナルの設備更新を行い、リーチスタッカー、ガントリークレーンが購入され、新しい設備が補充された。

計画されているターミナルの設備更新によって、大型船舶の取り扱いが可能になることだろう。ターミナルは水産品、原木・製材品、大理石板、砕石、自動車用タイヤ・チューブ、輸出入貨物用コンテナなどの貨物を取り扱えるようになるだろう。

オリガ港は日本海北西岸のオリガ湾に位置し、サハリン、日本、韓国、中国の港とアクセスがあり、通年航行が可能だ。同港は、一方はオリガ-ラゾ間道路に面し、反対側はオリガ湾に面している。3つの岸壁の総延長は286メートル、水深は8メートルだ。

計画では、オリガ・ブンケル社は埠頭を修理・強化し、水産品の貯蔵と積替えを目的とする港内の保冷ヤード700平方メートルを建設することになっている。プロジェクトへの民間投資金額は4億7900万ルーブルになる。(極東開発省HP8月16日)

 

◇ロ極東の自動車製造業に8億5000万ルーブルを補助

政府がロシア極東で製造された自動車を国内他地域へ輸送するために連邦の公的資金8億5000万ルーブルを拠出すると、タス通信が報じた。

この補助金によって、ロシア極東で製造される自動車の販売地域と台数を拡大することができるだろう。「ロシア極東の市場は全国規模で考えると比較的小さい」とメドベージェフ首相は指摘した。首相によれば、国の支援なくして地元企業の競争力の確保は不可能だという。この補助金はロシア極東製の自動車少なくとも1万7000台の国内他地域への輸送と、工場や裾野産業の雇用の維持に貢献することだろう。

ロシア極東で自動車を製造しているのはウラジオストクのソラーズ工場だ。フォード及びマツダとの提携で、年間3万5000台を製造している。工場はロシアのオフロード車(UAZ)、ガソリンエンジンとディーゼルエンジン(ZMZ)も製造している。

また、沿海地方のアルチョム市では中国の第一汽車(FAW)の工場の開設が予定されている。事業の発起人は、乗用車・商用車の販売・メンテナンスサービスを専門とするSUMOTORIグループだ。(DV.land 8月17日)