日本企業がカムチャツカでの温室経営の可能性を模索

2017年09月06日

エリナのささやき

気になる新潟県の日本海横断航路問題。中古船購入トラブルで3億円を失い、事業の存続をめぐって委員会の議論が続いていますが、4日に開かれた委員会の内容が公表されています。「横断航路、存続なら経費6億円超 県、年間収支試算を公表」(新潟日報9月6日)。いまの対岸地域の状況では、簡単には採算ベースに乗れない日本海横断航路。戦略的な政策判断によるところが大きいでしょう。▼きょうの海外ビジネス情報は、カムチャツカで温室経営を模索している話題など。週末訪れた小千谷は錦鯉の養殖で有名なところ。牛の角突き会場から見渡すと、養鯉する池が点在していました。

海外ビジネス情報

◇日本企業がカムチャツカでの温室経営の可能性を模索

日本企業がカムチャツカ地方での温室建設の可能性を探っている。この方面での調査を目的とし、北海道総合商事(株)の天間幸生社長と道銀地域総合研究所の加賀屋佳史氏がカムチャツカを訪れた。

農産業での提携の見通しについて、日本側はカムチャツカ地方政府で協議した。カムチャツカ地方政府からはマリーナ・スッボタ副首相、ビャチェスラフ・チェルヌイシ農業・食品・加工業省次官とワレーリー・レシェリコ同省次官、セルゲイ・ナズバノフ投資・企業活動局長代行らが出席した。

天間社長は、北海道総合商事が既にロシア極東、特にサハ共和国(ヤクーチア)とハバロフスク地方で温室建設事業を実行した経験があることを指摘した。スボッタ副首相は、温室建設はウラジミル・イリューヒン知事が掲げたカムチャツカ地方の農産業振興における優先課題の一つだと述べた。副首相は、カムチャツカ政府が日本企業の参加する温室建設に前向きであり、この種のプロジェクトの実行の際にあらゆる支援をする構えだと述べた。(極東開発省HP 8月25日)

 

◇ウラジオにロシア初の柔道センターが開設される

上級クラスの選手育成のための国際柔道センターが極東連邦大学キャンパス内に開設される。第3回東方経済フォーラム(EEF)の枠内で、盛大な起工式が行われることを、沿海地方政府広報室が伝えている。このプロジェクトはユーリー・トルトネフ副首相兼極東連邦管区大統領全権代表の支援を得て、実施される。

国際柔道センターでは、上級クラスの選手の育成が行われ、畳と客席のある大体育館があるので、最高レベルのトーナメントを行うことができる。

沿海地方はロシアにおける柔道振興で重要な役割を担っている。それは、ウラジオストクに長く住み活動していたサンボの創始者、ワシーリー・オシェプコフ氏がロシアにおける柔道指導の第一人者だからだ。

また、EEF会期中に極東連邦大で、東海大学と沿海地方柔道連盟の支援で創設される柔道クラブの結成式典が行われる。さらに、EEFのスポーツプログラムに嘉納治五郎の名を冠した国際トーナメントが盛り込まれている。試合は9月6~7日、プーチン大統領と安倍首相の後援で行われる。

両大学は現在、日ロ交流強化に高い関心を寄せており、両国首脳は2年続けてEEFで相見える。東方経済フォーラム2017での極東連邦大学のイベントプログラムには、ロ日関係研究センターの開所式とEEF若者広場の枠内での日ロ学生フォーラムも含まれている。(極東開発省HP 8月25日)