トレチャコフ美術館と沿海地方が分館開設合意文書に署名

2017年09月11日

エリナのささやき

信濃川の最下流で川の東西を結ぶ沈埋トンネル「新潟みなとトンネル」が2005年に竣工してすぐに始まった9月のお月見イベント「月待ち湊」(主催:NPO法人にいがた湊あねさま倶楽部)。土曜の夜にあった13回目の会に行ってみると、好天に誘われて大勢の人で賑わっていました。新潟の湊の魅力を伝えようと「あねさま」の心意気で月見茶屋や行灯などが展開される中、満月をやや過ぎたお月様が東の空からゆっくりと姿を現してくれました。▼福岡からは国際人材をめぐる「釜山の若者を福岡の企業へ 福岡-釜山フォーラム」(西日本新聞9月3日)の話題。海外からは、沿海地方での美術館の話題など。

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◇トレチャコフ美術館と沿海地方が分館開設合意文書に署名

沿海地方のウラジミル・ミクルシェフスキー知事と国立トレチャコフ美術館のゼリフィラ・トレグロワ館長がモスクワで、ウラジオストク分館開設の合意文書に署名した。

トレチャコフ美術館分館はウラジオストクの旧市街地、アレウツカヤ通りの沿海地方美術館隣に開設される。分館の総面積は約600平方メートル、うち250平方メートルが展示用だ。

トレチャコフ美術館の名画の一つ、イサーク・レビタンの「三月」が、沿海地方で最初の展示物となる。これは、第3回東方経済フォーラム開催中に沿海地方美術館に展示される。さらに、秋にはウラジオストクで展覧会「ロシアへの窓」が開催され、1920年代、1080年代の画家たちの作品が展示される。沿海地方はこれまでも、エルミタージュ、国立ロシア美術11館との提携協定書に署名しており、歴史公園「ロシア、我が歴史」(マルチメディアプロジェクト)全25分館の一つの設置作業が進んでいる。(インターファクス9月1日)

 

◇第3回中国吉林省・ロシア極東地域経済協力円卓会議開催

8月29日、第3回中国吉林省・ロシア極東地域経済協力円卓会議が長春で開催された。房俐吉林省人民代表大会常務委員会党組書記兼副主任が会議に出席し、あいさつした。会議は「中国吉林省とロシア極東の越境協力」をテーマに、「一帯一路」とユーラシア経済同盟の結びつき、中国東北とロシア極東の越境協力によるインフラ建設および協調発展、中ロ協力による投資の問題と傾向、中ロ経済協力における社会環境・要素などの議題、および相互につながるための建設における具体的な問題をめぐって討論を深めた。

房俐書記はあいさつの中で、次のように述べた。過日、吉林省政府はモスクワで生産能力投資協力プロモーションを行ない、双方で生産能力・投資・経済貿易・相互通行などの分野での協力を強化することで合意に達した。多くの分野で深くて高いレベルの吉林省とロシア極東地域の協力を促進するために、「中国吉林省・ロシア極東地域経済協力円卓会議」は双方の協力の全面的な深化における重要な構成部分となり、協力の深化のための知的支柱を提供することになるだろう。今回の会議を通じて、中ロ双方がさらに相互に理解を深め、とりわけ経済貿易協力の制度や規則およびミクロレベルでの環境面で交流と共通認識を強化させることができるだろう。

ロシアの学術界、政界、実業界の著名人と中国の関係部門、企業家、専門家、および省政府の関係組織と高等教育機関のロシア問題専門家などが会議に出席した。(吉林日報9月1日)