ウラジオに中ロ海洋気候調査センターが開設

2017年09月27日

エリナのささやき

オーストリアでは10月から「公共の場での顔を覆うベールの着用を禁止する」法律(覆面禁止法)が施行されるそうです。日本の外務省では、顔半分が隠れるほどのマスクを着用している場合も罰金(最高150ユーロ)を支払う可能性があるとして、注意を呼び掛けています。それより、イスラム圏の女性を差別するようなことにならないかと気がかり。▼今日の海外ビジネス情報は、中ロ共同の海洋気候調査センターの話題。そんなことで、オーストラリア・ケアンズで見たお天気ボード(↓)を思い出してしまいました。あっけらかんと分かりやすいのがいいね。▼地方の話題は青森から「農水産物輸出240億円 16年本県、過去35年で最高額」(東奥日報9月22日)。青森のホタテが好調だった裏で、北海道のホタテが減産。その原因は養殖イカダの増やしすぎと夏の台風被害だったとか。

海外ビジネス情報

◇ウラジオに中ロ海洋気候調査センターが開設

中ロ海洋気候調査センター(ロシア科学アカデミー極東支部太平洋海洋学研究所内)の開所式が21日、ウラジオストクで行われる。

「同センターを拠点とし、ロシアと中国の研究者により、先に締結された世界の海の調査研究に関する政府間協定の枠内で進められてきた太平洋と北極海の調査研究が継続される予定だ」と太平洋海洋学研究所のアナトーリー・アスタホフ副所長(調査研究担当)はインターファクスに語った。

研究者らは過去数年間、共同で日本海、オホーツク海、ベーリング海、チュコト海(チュクチ海)、東シベリア海を調査し、興味深い成果が得られ、論文が国際的な雑誌に発表されており、集めたデータの共同解析が続けられている。

アスタホフ副所長によれば、新しいセンターの活動で優先されるのは、気候変動における海洋の役割や、海底鉱物資源調査、生物生産力の研究、新しい海洋技術と計器の開発・採用などだ。

「もう一つ興味深い分野がある。それは過去の海洋の表層結氷の調査で、その変化の傾向、周期性、将来の詳細な予測を目的としている。これは中ロが関心を持っている北極海航路の開拓にとって非常に重要だ」とアスタノフ副所長は述べた。中ロの研究者らは、人が海洋環境に及ぼす影響や海洋鉱物資源の研究も行うつもりだ。研究者らは、ロシア極東と北極の海への共同調査航海を予定している。また、センターを拠点に両国の若手研究者の研修や実務会合、シンポジウムの開催も予定されている。(インターファクス9月18日)

 

◇ダリキン元知事が沿海地方で朝鮮人参栽培に着手

アヌチノ地区スタロバルバロフカ村で朝鮮人参の植え付けに向けた土壌の準備作業が始まったことを、「ベスチ」沿海地方局が「太平洋投資グループ」広報室の発表に基づいて報じている。この朝鮮人参はロシアの医薬品会社に供給されるほか、輸出される見込みだ。

2017年10月にも1ヘクタールの土地に朝鮮人参が初めて植えられる。その後数年間で朝鮮人参の作付面積は広げられ、5年後には20ヘクタールになる。5年経たないと、根は売り物にならない。プロジェクトの資金回収期間は7~10年。

1961年にアヌチノ地区にソ連初の朝鮮人参栽培組織「朝鮮人参ソフホーズ」が設立された。このソフホーズは2002年に消滅。そして今また、この土地で朝鮮人参の栽培が行われている。(ベスチ沿海地方局9月18日)