京瀋高速鉄道の遼寧省区間全線レール敷設

2017年10月11日

エリナのささやき

今年の地域ブランド調査が発表され、都道府県別魅力度では北海道・京都・東京がベスト3、市町村別魅力度では京都市、函館市、札幌市の順でした。新潟県は26位、昨年の35位よりずいぶん順位を上げましたが、まぁそんなところでしょうか。市町村別のベスト100に新潟県内の市町村が見当たらないのは、残念。▼今日の海外ビジネス情報は、北京-瀋陽高速鉄道のニュースと、ウランバートルの環境のニュース。それぞれ魅力度アップにつながっていくのでしょう。▼河岸段丘に広がるワインぶどう畑と古城が魅力的なドナウ川岸、“トンネルを抜ける前も後も酒国であった”的なデュルンシュタイン駅(↓)。

いいですねぇ♪

 

海外ビジネス情報

◇京瀋高速鉄道の遼寧省区間全線レール敷設

9月28日、枕木に長さ500メートルの最後の鋼製レールが敷設されたことにより、北京-瀋陽(京瀋)高速鉄道の遼寧省区間全線のレール敷設工事が終わり、遼寧区間の開業のための基礎を築いた。

京瀋高速鉄道遼寧省区間のレール敷設工事は昨年9月から始まり、長さ500メートルの継目のないロングレールを直接敷設する方法を導入した。現在、京瀋高速鉄道遼寧省区間の通信、信号などの工事が順番に進められている。

京瀋高速鉄道は全長698キロメートル、設計速度は時速350キロメートル。始発駅は北京の星火駅、全線で19の新駅が建設され、そのうち遼寧省区間に10駅ある。京瀋高速鉄道開業後、北京-瀋陽間の所要時間はおよそ2.5時間に短縮される。(遼寧日報9月29日)

 

◇2025年までにUB市の粗炭使用をゼロに

9月28日、ウランバートル市のメイン広場で見本市「環境に優しい最先端技術」が開催された。このイベントでは、バトバヤル環境副大臣代行がスピーチし、政府が市内の大気汚染の改善に注力していることを述べた。

「環境省は首都の大気汚染の改善のための国家プログラムを推進中だ。2010年3月から2025年までのプログラムが順調に推進されれば、ウランバートル市内の粗炭の消費は完全になくなり、大気汚染度は50%低下するだろう。プログラム推進の枠内で、すでに現在、複数の大型措置が実施されている。例えば、クリーン技術の使用を奨励する目的で特別ローンや短期ローンを提供する融資ファンドが設立された」とバトバヤル副大臣代行は見本市でのインタビューで語った。

ウランバートル市グリーン開発・大気汚染対策課のバトバヤスガレン課長は、「科学院のデータによると、首都のゲル地区に住む世帯の60%で住居の熱損失が見られ、それが粗炭消費を拡大させ、大気汚染を悪化させている。そのため、まずは熱損失の低減が必要だ」と述べた。(MONTSAME 9月29日)