プーチン大統領「ロシアは特に極東地域で風力発電を拡充する」

2017年10月16日

エリナのささやき

今朝はロシアにいるような冷え込みですが、ロシアのプーチン大統領が再生可能エネルギーの拡充方針を打ち出した、というのが今日の海外ビジネス情報の話題。エネルギー政策も少しずつ変わりつつある感じです。▼今年で10回目になる「日露エネルギー・環境対話イン新潟」では、皆さんへの参加案内が始まりました。うれしいことに、ロシア政府で再生エネルギーを管轄するエネルギー庁からもチホノフ長官が初参加し、報告することに。一部の報告者がまだ固まっていない部分もありますが、大勢の皆さまの参加申込をお待ちしています。▼セーヌ川の水上バスから見つけた「Energy Observer」号(↓)。風力、太陽光、海水から取り出す水素燃料で動く究極のエコボートで、いま世界一周に乗り出しているのだとか。セーヌ川といえば、国際エネルギー機関(IEA)の本部もパリ。日露エネルギー・環境対話では、IEA事務局長を務めた田中伸男・笹川平和財団会長が基調講演されます。

海外ビジネス情報

◇プーチン大統領「ロシアは特に極東地域で風力発電を拡充する」

プーチン大統領は会議「ロシアエネルギーウィーク」でスピーチし、電力業界における革新的ソリューションの重要性と、ロシア極東など地方の需要充足を可能にするクリーンエネルギーの意義に触れた。

「我々は、水力エネルギープロジェクトについて考え、実行するのはもちろんのこと、風力発電を展開する可能性を有している。国産の最新式ソーラーパネルや、風力発電プラントの生産の拡大が良い例だ」と大統領は述べた。

ロシア極東は既に、この方面の模範となっている。第3回東方経済フォーラムではロシア極東のハイブリッド型発電所(太陽光+ディーゼルエンジン)の建設に関する3者協定書が企業グループ「ヘベル」(レノワ・グループと(株)ロスナノの合弁)、韓国の「現代」、極東地域投資誘致・輸出支援エージェンシーの間で署名された。

タス通信の報道によると、プーチン大統領は、再生可能エネルギー分野では国産製品の方が競争力は高いということがしばしばある、と指摘した。「我々は、再生可能エネルギーの利用を拡充する方針だ。よって、我が国はどのようなアクシデントにも困らなくなるだろう」と大統領は述べた。

9月5~8日の大統領のロシア極東訪問の結果に沿った命令リストがある。ロシア政府に出された命令の中には、ロシア極東の電力関連施設の新規建設及び(あるいは)近代化への民間投資を促進するメカニズムの検討がある。(極東開発省HP 10月4日)

 

◇UBでユーラシア経済連合とのビジネスフォーラムが初開催

ウランバートル市で10月4日、モンゴル外務省とユーラシア経済連合(EAEU)、モンゴル商工会議所主催の第1回ビジネスフォーラム「モンゴルとユーラシア経済連合2017」が開催された。

フォーラムでは、「モンゴル-EAEU:投資、交通運輸、エネルギー産業での協力と発展動向」、「モンゴル-EAEU:技術調整、衛生、獣医学での協力動向」というテーマ別セッションが行われた。モンゴルとEAEUメンバー国(アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、ロシア)との通商関係における障壁の排除を目的とし、モンゴルの関連機関とEAEUの協力覚書が署名された。フォーラムの会期中、その他にも重要な二国間文書が署名された。(Mongolnow 10月4日)