ソフトバンクの出資する2つ目の風力発電所が稼働

2017年10月18日

エリナのささやき

日本は衆院選の真っただ中ですが、遥かオーストリアの総選挙では、中道右派の国民党が勝利し、テレビドラマから抜け出してきたような31歳のクルツ氏が新首相になりそうです。さらに極右の自由党が第2党に躍進する勢い。EUでは難民の流入以来、右寄りの風が吹いているようです。▼今日の海外ビジネス情報は、ソフトバンクが出資するモンゴルの風力発電の話題など。こちらはクリーンな風が吹いているようです。日本海側地方のニュースは、「山形牛、台湾へ初陣 日本産の輸入解禁受け」(山形新聞10月13日)。▼いい電気が出来そうなセチェーダ山頂あたりの風具合。

海外ビジネス情報

◇ソフトバンクの出資する2つ目の風力発電所が稼働

10月6日、クリーン・エナジー・アジア社とNewcom(ニューコム)社、SBエナジー社(日本)が、モンゴル南部で出力50メガワットの風力発電所を無事、稼働させた。このウィンドファームは国内2番目となる。ニューコム・グループとSBエナジーが出資設立したクリーン・エナジー・アジアは、「ツェツィー」プロジェクトより先に、国内初のウィンドパーク「サルヒト」建設プロジェクトを成功させている。

クリーン・エナジー・アジア社は2016年9月にツェツィー風力発電所を着工。1年で25基の風力発電装置を設置し、ツェツィー変電所と32キロの送電線を建設した。このウィンドファームはウムヌゴビ県ツォグトツェツィー郡に立地。出力50メガワット。発電所建設には日本の国際協力機構(JICA)と欧州復興開発銀行が融資した。モンゴルは、温室効果ガス削減のための二国間クレジット制度(JCM)に関する日本との覚書に署名している。

モンゴルは電力需要の急激な拡大に直面しており、最近まではそれを、老朽化して環境を汚す石炭火力発電所によって満たしてきた。ウィンドパークは、モンゴルがその豊富な風力資源を利用してクリーンな電力を効率的に生産することによって電力需要を満たすのに役立つだろう。このプロジェクトは、モンゴルの持続的経済発展と気候変動影響の緩和への寄与にも役立つだろう。

モンゴルは1130メガワットの発電施設を有し、石炭の割合は88%、ディーゼル燃料6%、風力6%、水力発電所2%となっている(モンゴル国エネルギー庁、2015年)。(Asia Russia Daily 10月9日)

 

◇満洲里市中ロ互市貿易区 取引額1億元突破

満洲里税関の最新統計データによると、今年1~8月で満洲里市の中ロ互市貿易区の取引額が1億元を突破し、1.03億元に達した。

2016年以来、満洲里互市貿易区は満洲里市政府に指定された重点改革プロジェクトを徹底的に開放し、互市貿易区における改革開放の度合いは絶え間なく高まっている。互市貿易区の全体的な機能のグレードアップ改造と卸売り専用通路の供用開始により、卸売り区域の流通速度も大幅に向上した。現在、互市貿易区で登録された商品は50項目、およそ600種類ある。ロシア産食品のような一般商品以外に、服飾、人工水晶製品、革靴、白樺樹皮細工など、10種類余りの商品が新たに追加され、観光繁忙期のヒット商品となった。互市貿易区はすでに満洲里を訪問する観光客に人気のレジャー・ショッピングスポットとなった。特に、7月以来の観光繁忙期が貿易区の取引額を一気に増加させ、仕入れ・販売の両方とも盛んになっている。免税ホールで買い物をしていた観光客は「国を出なくても本場のロシア産食品を入手できる」と満足そうに語った。(内モンゴル日報10月10日)