医療の質の低さがロ極東からの人口流出の一因

2017年10月19日

エリナのささやき

今朝の出勤時の気温は摂氏10度。冬がすぐにやって来そうな雨空です。深夜のパリは15度、ウィーン12度、モスクワ7度、夕方のアンカレッジは3度、いずれもいい天気の様子で、ちょっとうらやましい。世界中で季節の変わり目、風邪などひきませんように。▼今日の海外ビジネス情報は、ロシア極東の医療水準の話題など。▼パリで風邪をひいたエリナちゃん。ホテルの近くの薬局で「これで一発で治るわよ」的なことを言われて買った風邪薬(↓)。ホントにすぐに回復。向こうのクスリは強力なのかな。搾りたてのオレンジジュースが効いたのかな。

海外ビジネス情報

◇医療の質の低さがロ極東からの人口流出の一因

ロシア極東の住民は医療の質の低さが人口の流出の一因だと考えている、と全ロシア世論調査センター(VCIOM)のエレーナ・ミハイロワ所長がタス通信に語った。

ミハイロワ所長によると、近年、ロシア極東地域の医療水準は改善し、今後も向上すると思われる。「1年ですべてを立て直すのは無理だが、昨年と比べれば数値は改善した」とミハイロワ所長は話した。

ロシア極東はロシアの面積の36%を占めるが、人口は618万4000人しかいない。人口の流出は既に1980年代に始まって、今も続いている。直近の過去20年間で約200万人がこの地を去った。人口流出の主な理由は、社会的インフラ、住宅・公共インフラ、交通インフラの未発達、多くの産業における収入の低さ、外からの食料供給への依存度の高さだ。しかし、今年は転出件数が43%減少した。

高等医療組織管理学院は、チュコト自治管区、サハリン州、マガダン州、カムチャツカ地方、ユダヤ自治州の医療サービスを国内最低とみなしている。ロシア極東各地の行政府はこの結果に賛同していない。(DV.land 10月11日)

 

◇極東連邦管区の投資家の権利保護専門作業部会が設置

極東開発省と最高検察庁がロシア極東の投資家の権利・利益保護の専門作業部会を設置したことを、最高検察庁広報室がタス通信に伝えた。

作業部会には、極東開発省のアレクサンドル・オシポフ次官、アレクサンドル・クルチコフ次官、ユーリア・コサレワ民間投資誘致局長、グリゴーリー・スモリャク人材開発・地域発展局長、極東地域投資誘致・輸出支援エージェンシーのレオニード・ペトゥホフ局長、極東開発公社のデニス・チホノフ社長が入った。

ユーリー・チャイカ検事総長は今夏、ロシア極東で行政当局が投資家をサポートしないばかりか、ビジネスマンに対して一層の行政障壁を設けている、と述べた。その後、プーチン大統領は経済界への圧力を弱めるよう要請。ロシア極東の投資家の80%余りが、活動初年度から様々な査察を受けていることが判明した。(DV.land 10月11日)