遼寧自由貿易試験区瀋陽ゾーン 政策リスト第2弾95項目打ち出す

2017年10月20日

エリナのささやき

もうCDを聴くのは古くなったのかもしれませんが、いい音楽を所有する喜びは捨てがたいものがあります。最近入手した新潟に縁のある2枚も格別。1枚はエリナちゃんもその場で聴いた柏崎市文化会館でのクリスティアン・ツィメルマンのライブ録音(2016年)。もう1枚は新潟市音楽文化会館でシモン・ゴールドベルクがパートナー・山根美代子と共に演奏した最後のヴァイオリン・リサイタル(1992年)。互いに寄り添う音楽が心に染み入ります。▼音楽の都・ウィーンは工業や工場などとは無縁の感じですが、実は空港から市街に入る途中には一大工場地帯が。エネルギー会社OMVのタンク、石化工場が目立ちます(↓)。▼今日の海外ビジネス情報は、瀋陽の自由貿易試験区の話題など。

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◇遼寧自由貿易試験区瀋陽ゾーン 政策リスト第2弾95項目打ち出す

10月10日、遼寧自由貿易試験区瀋陽ゾーンでは、第1弾105項目の政策リストの公布と重点的発展産業リストの制定に続き、第2弾の政策リスト95項目の改革事項が正式に打ち出された。その中には、企業の年度報告の公示や経営異常社名リスト(公示をしない企業名の公表)の実行、リサイクル事業の試験地点での実施、出入国の利便サービスの施行など、多くの注目分野が含まれている。

瀋陽ゾーンの第2弾の政策リストは、政府機能の確実な転換、投資分野の改革推進、貿易のモデルチェンジとグレードアップの推進、金融分野の開放とイノベーションの推進、旧工業基地の構造調整の加速化、北東アジア地域の開放協力などをカバーしている。ゾーンの建設と発展の実際の状況に合わせて、瀋陽市は段階的に実施していく。

今年4月10日にオープンしてから第2弾の政策リストが公布されるまで、瀋陽ゾーンは半年運営されてきた。10月9日までに瀋陽ゾーンに登記した企業は1万583社、登録された資本は908億元に上る。その内、外資企業は87社、その資本は5.75億ドルとなった。

産業プロジェクトが加速されると同時に、瀋陽ゾーンの重点的な建設プロジェクトや制度革新策も全面的に進められている。自由貿易試験区の中心機能を整備するための総合保税区新B区のプロジェクトがすでに承認され、建設が全面的に開始されている。9月21日には、共同検査サービスセンターの基礎工事も開始された。通関業務を進めるための「瀋陽港」プロジェクトも建設プランを計画中で、運営主体を確定中だ。先進製造・金融サービス・融資リースなどの産業支援政策がすでに推進されている基礎の上で、年内には現代物流・科学技術サービス等の重点的な発展産業の支援政策も出される予定だ。(遼寧日報10月11日)

 

◇綏芬河東寧空港が着工

10月10日、綏芬河東寧空港の主体工事の起工式が工事現場で行なわれた。

綏芬河東寧空港は国内の4C級地方空港で、敷地面積1.97平方キロメートル、承認された工事の投資金額は概算で11億4768万元、竣工後はボーイング737型機、エアバス320型機などC級機材が就航できる。旅客ターミナルビルは、2025年の年間旅客数45万人、貨物取扱量3600トン、発着回数4788便という目標を設定した。初歩的な案として、国内線は北京、瀋陽、大連、青島など、国際線はロシアへの就航が計画されている。

工期はおよそ3年、2020年に試験飛行を実施する予定だ。空港完成後、綏芬河市では道路・鉄道・航空という複合的な国境通関交通システムが形成され、黒龍江省とロシア極東地域との時間的・空間的距離を短縮させると同時に、綏芬河・東寧・穆棱3口岸および同地域の総合力の向上、対外開発・開放の拡大、観光業をはじめとする産業のグレードアップにとって重要な意味を持つ。(黒龍江日報10月11日)