長春-ハンブルク中欧班列初運行

2017年10月24日

エリナのささやき

土曜の昼下がり、長岡市内でぽっかり時間が空き、河合継之助記念館と長岡戦災資料館を訪ねました。開明的でありながら武士の正義を貫いて長岡藩と共に没した河合継之助なら、今回の総選挙をどう見たでしょうか。1945年8月の深夜、1時間40分間にわたって長岡市に落とされた焼夷弾は16万発以上、工場地帯ではなく中心市街地を狙った空襲とは何だったのでしょうか。▼今日の日本海側地方のニュースは「台湾で自社ブランド強化 金沢のアパレル、現地女性を採用へ」(北陸中日新聞10月18日)。海外ビジネス情報は、長春-ハンブルクの中欧班列の話題など。一帯一路を具現化する中国-欧州輸送列車を指す「中欧班列」という言葉が日本でもそのまま使われるようになってきたようです。▼まだパリっぽくないけれど、空港から街に近づいてきたサン=ドニ辺りの鉄道風景(↓)。

海外ビジネス情報

◇長春-ハンブルク中欧班列初運行

10月13日午前、長春国際港の竣工式および中欧班列(中国-欧州輸送列車、長春-ハンブルク間)の開通式が長春新区で行なわれた。王君正中国共産党吉林省常務委員会委員・長春市委員会書記、金育輝吉林省副省長、劉長龍長春市長が式典に出席した。

王君正書記が長春-ハンブルク中欧班列の発車を宣言した後、貨物を満載した42両の中欧国際貨物輸送列車が長春国際港を出発してドイツのハンブルクへ向かい、長春国際港の正式開港を印象づけた。

関係筋によると、今回の長春-ハンブルク中欧班列の初便は長春鉄道総合貨物倉庫を出発し、満洲里口岸から国境を越え、途中ロシア、ベラルーシ、ポーランド、ベルギー、ドイツの多くの都市を経由する。最高時速120キロ、所要日数は12~15日。輸送貨物は主に吉林省および華北地方の一部の自動車部品、バルブ、服飾など。当面は1便だけの運行だが、定期化されれば毎週5便出国・2便入国の運行になる見込みだ。

長春-ハンブルク中欧班列の開通・運行は吉林省とヨーロッパ諸国の貿易往来に大きな協力プラットホームを提供するほか、物流コストを削減する役割を果たす。(吉林日報10月14日)

 

◇万景峰号がウラジオ-北朝鮮航路の運航を再開

北朝鮮・羅津とウラジオストクの間の運航が9月初旬から中断されていた万景峰号がこの航路での運航を再開したことを、ロシア側の代理店InvestStroiTrest社のミハイル・フメル副社長がインターファクスに伝えた。

「日曜日に船はウラジオストクから羅津へ出発した。まだ、正確な寄港スケジュールは検討中だ」と社長は語った。万景峰号は毎週ウラジオストクに寄港する予定だ。

この船は今のところ貨物のみを輸送しており、「シーステーション」の岸壁使用問題が処理されていないので、旅客輸送は行われていない。貨物輸送業務は別の岸壁で行われている、とフメル副社長は明言した。同社経営陣の話では、万景峰号は通年運航することになるという。「ウラジオストクシーターミナル社との交渉は続いている」とフメル副社長は述べた。

報道されてきたように、代理店とウラジオストクシーステーションの岸壁を管理するウラジオストクシーターミナル社との間の行き違いによって、9月初旬に万景峰号の便は無期限で中止された。InvestStroiTrest社は5月18日に貨客船航路を羅津とウラジオストク港の間に開設。それまで、北朝鮮からロシアへ貨客船は運航していなかった。全運航期間中に350人ほどが輸送された。

ロシア連邦外務省のマリア・ザハロワ報道官はこれまでに、北朝鮮とのフェリー航路の開設は国連安全保障理事会の制裁の対象に入らないと表明している。また、アレクサンドル・ガルシカ・ロシア連邦極東開発大臣は、ロシアは国連安保理の決議を支持しており、北朝鮮とは国連安保理決議に違反しない規模と範囲で協力していくと述べた。(インターファクス10月16日)