ロ極東の企業の約4割が雇用で苦戦

2017年10月25日

エリナのささやき

第19回中国共産党大会が閉幕。「毛沢東思想」と並び称される「習近平思想」という理解でいいのでしょうか。中国で現在進行中の新時代がいい時代でありますように。▼一方で韓国のように“職がない”と苦労している若者がいるかと思えば、今日の海外ビジネス情報によれば、ロシア極東では技術・技能人材が不足しているとか。日本企業の人材不足も深刻。ERINAの留学生のための就職相談会が盛況なのも、いい面ばかりではないですよね。▼写真(↓)じゃよく分からないけれど、右下は韓国人大学生っぽい集団の一部。公園の芝生に座って夕景を楽しむ人たちにとっては、立って騒いでちょっと目障り。彼らの就活はいかに。

海外ビジネス情報

◇ロ極東の企業の約4割が雇用で苦戦

全ロシア世論調査センター(VCIOM)のロシア極東の労働市場調査結果によると、極東連邦管区の企業・団体の39%が大卒の若い専門家探しで苦戦し、37%がカレッジ(中等専門教育機関)の卒業生の勧誘で苦戦していることが分かる。

求人件数に対する応募者数の低比率も、技術・技能人材不足を物語っている。極東連邦管区では、求人1件当たり4人の応募がある。国内平均では6人以上だ(HeadHunter調べ)。人材不足を補おうと、全国及びCIS諸国から極東連邦管区に技術・技能人材が勧誘されている。

ロシア極東からの若者の流出を食い止めようと、プーチン大統領は9月、地方に国内の有名大学の分校を開設するよう提案した。極東連邦管区は、2つの連邦大学(サハ共和国(ヤクーチア)の北東連邦大学とチュコト分校、ウラジオストクの極東連邦大学)がある唯一の連邦管区だ。

極東人材開発エージェンシーの分析によると、ロシア極東は技術職の人材を特に必要としている。もっとも需要があるのは自動車整備士、鉱山労働者、運転士、旋盤工、組立工、電気技師・電気機械工だ。今後5年間に造船技師・造船工、石油・天然ガス・石炭の採掘及び精製分野の技術者、観光・ホテルビジネスの専門家の需要が増えるだろう。ロシア極東における農業の積極的な展開に伴い、獣医師や畜産技手、生産管理技術者が必要になるだろう。(DV.land 10月17日)