プーチン大統領がロ極東の8つの空港を自由港域に追加
2017年10月26日
エリナのささやき
週末からの東京モーターショーを前に、きのう内覧会があったそうです。今年の注目点は「EV」と「AI」らしい。電気自動車と人工知能。クルマが便利になるほど人間の運転技術が落ちていく感じで、近頃はおかしな運転ぶりのクルマが多くなって、怖い。▼今日の日本海側地方のニュースは「大型クレーン金沢港到着 国際ターミナル2基態勢に」(北陸中日新聞10月19日)。海外ビジネス情報は、ロシア極東空港の自由港化の話題など。ロシア極東のどの空港でも電子ビザで入出国できるようになりそう。▼新潟-ウラジオストク便があった頃は(いまでも時々ありますが)本当に近かったロシア。
海外ビジネス情報
◇プーチン大統領がロ極東の8つの空港を自由港域に追加
プーチン大統領は、ウラジオストク自由港域にさらにロシア極東の8つの空港を加えるよう政府に指示した。自由港制度は現在、ウラジオストク空港で順調に施行されている。この指令は年内に遂行しなければならない。「自由港制度を国際空港に拡大することは、多数の経済部門の拡大強化に影響を及ぼす重要な決定だ。簡易ビザ制度は、特にアジア太平洋諸国とのチャーター便計画の拡充を可能にする。ロシア極東へ入る電子入国ビザを使って、18カ国の投資家や観光客を呼び込むことができる。これにより、ビジネス交流を活発にし、より多くの投資家を呼び込み、大型投資プロジェクトを始動させることができる上、ロシア極東の観光産業をいっそう成長させることができるだろう」というアレクサンドル・ガルシカ極東開発大臣の談話が広報資料に記されている。
大統領の指令の実行によって、外国人が簡易制度(電子ビザ)で国際空港のあるロシア極東の地域に入る機会が確保される。
外国人が電子ビザで入国できる国際空港は、チュコト自治管区のウゴリヌイ(アナディリ市)とプロビデニア・ベイ、アムール州のイグナチエボ(ブラゴベシチェンスク市)、カムチャツカ地方のエリゾボ(ペトロパブロフスク・カムチャツキー市)、ハバロフスク地方のノーブイ(ハバロフスク市)とゼムギ(コムソモリスカヤ・ナ・アムーレ市)、マガダン州のソコル(マガダン市)、サハリン州のホムトボ(ユジノサハリンスク市)となる。自由港の枠内の簡易ビザ制度はクネビチ空港ウラジオストク市で8月初めから施行されている。これまでに16カ国の国民に3300の電子ビザが発給された。(インターファクス10月17日)