沿海地方でマツダのエンジン工場が着工
2017年10月30日
エリナのささやき
金曜は朝早くから東京へ行き、このコーナーをお休みしてしまいました。海外ビジネス情報や日本海側のニュースを整理する時間もなく、今朝はちょっと焦り気味です。今日は取り急ぎ、沿海地方でマツダのエンジン工場着工、という話題。▼昨夕は東京交響楽団の新潟定期演奏会。オケの皆さん、なんとなく元気がない様子で、お疲れ様です。ソリストに迎えた神尾真由子さんは大熱演。ショスタコーヴィッチのヴァイオリン協奏曲第1番の難曲に挑む姿にちょっと感動してしまいました。▼東響新潟定期に向かう頃の会場前の紅葉(↓)。隣の県民会館ではハンガリー国立歌劇場の『こうもり』が終演したところらしく、仕事を終えたオケの皆さんもカメラに収めていました。台風の余波で散ってしまいそう。
海外ビジネス情報
◇沿海地方でマツダのエンジン工場が着工
沿海地方「ナデジディンスカヤ」先行経済発展区(TOR)のMAZDA SOLLERS Manufacturing Rusの敷地内で、エンジン工場の建設工事が始まったことが沿海地方行政府のウェブサイトで報じられている。
工場では自動車とマツダSkyActiv-Gシリーズのエンジンの製造(機関部品の組立・加工)が行われる。「会社は年間5万基の生産を予定している。プロジェクトの投資金額は30億ルーブル余りになるだろう」というMAZDA SOLLERS社の関係者の談話を広報室は伝えている。工場で150人分の新規雇用が生まれ、主に沿海地方の住民が採用されるだろう。彼らの教育はMAZDA SOLLERSの教習センターのみならず、日本のマツダの工場でも行われることになる。
「現在、工場の基礎工事が行われている。MAZDA SOLLERSの社員の大部分を教習で日本に派遣する準備が着々と進められている。このエンジン工場向けの設備の納入業者との交渉もセットされた」とアレクセイ・ピカレフ沿海地方工業局長代行は明言した。(ロシースカヤ・ガゼータ10月21日)