沿海地方の国際輸送回廊事業 中国の大手建設会社が前向き

2017年11月07日

エリナのささやき

新潟・福島・群馬・栃木の4県にまたがる尾瀬は、山の奥のかなりの秘境。新潟県では、奥只見湖から福島県の尾瀬・沼山峠まで船とバスを乗り継ぐエコな旅、というルートを勧めているけれど、11月はすでに季節外れ。クネクネ道をクルマでズンズン進んでいきます。この県境越え、図們江の中朝国境越え的。行った先はもう雪景色でした(↓)。▼今日の海外ビジネス情報は、世界的な交通インフラ建設大手の中国中鉄が中ロ間のプリモーリエ1(綏芬河ルート)、2(図們江ルート)に関心を示したというニュース。日本海側からも「青森-ソウル線 週5便運航スタート」(東奥日報11月1日)という交通の話題。

海外ビジネス情報

◇沿海地方の国際輸送回廊事業 中国の大手建設会社が前向き

中国の世界的建設大手China Railway Group Limited(中国中鉄股份有限公司)が国際輸送回廊「プリモーリエ1」と「プリモーリエ2」に関心を示した。同社関係者が沿海地方指導部とプロジェクトについて協議するために沿海地方を訪れたことを、同地方広報室が伝えている。

「我々は中国国務院国有資産監督管理委員会に属する国有企業だ。今年、大手下請業者リストの中で第2位を占めている。世界80カ国以上でプロジェクトを実行している。名称にかかわらず、我々は鉄道以外のものもつくっている。鉄道は当社の業務の30%を占めるに過ぎず、道路、地下鉄、トンネル、空港等も作っている。設計、設備工事、操業も含めたあらゆるサービスを提供している。当社はすでに中国で9万キロ余りの鉄道、10万キロ余り(高速道路1万6000キロ含む)の道路を敷設した。我々はロシア極東も開発したい。プリモーリエ1、2には非常に関心がある。ウラジオストク-ナホトカ間の道路も急を要するプロジェクトだと思う。沿海地方政府との覚書に署名し、作業に着手する用意がある」と中国中鉄の国際プロジェクト部長は述べた。

中国側からのプロジェクトへの投資案を、中国開発銀行のシベリア・極東作業部会国際協力特別代表が提示した。「直接融資とトランスファー方式の2つのモデルがある。直接融資にはより多くの時間がかかる上、ロシアの中央銀行の保証が必要だ。2つ目の案はVTB、貯蓄銀行、開発対外経済銀行(VEB)等のロシアの大手銀行への融資を想定している。ここでは中央銀行の保証は必要ない。このような129億元相当の融資が既に提供済みだ」と彼は明言した。

協議の結果、沿海地方政府によって中国側の提案が検討されることになる。(極東開発省HP 10月27日)