ハルビン-綏芬河-ウラジオ-釜山コンテナ列車、9カ月で52回運行

2017年11月15日

エリナのささやき

「第10回日露エネルギー・環境対話イン新潟」を終えた翌日、身体がぼんやりしている感じです。日ロ経済関係は政府主導の追い風が吹いていますが、実際のビジネスベースで実を結ぶものは多くはなく、質疑応答でもこれからの日露エネルギー協力の進め方や会議の在り方に関する質問や提案が出され、そういう意味で有意義な会議だったように思います。▼今日の日本海側地方のニュースは「新千歳 国際線ビル拡張着工」(北海道新聞11月10日)。海外ビジネス情報は、中国・綏芬河-ロシア・ウラジオ経由のコンテナ列車の話題など。ERINAで輸送実験した頃がなつかしい。

海外ビジネス情報

◇ハルビン-綏芬河-ウラジオ-釜山コンテナ列車、9カ月で52回運行

綏芬河市発展改革委員会の情報によれば、今年9カ月間で、綏芬河市はハルビン-綏芬河-ウラジオストク-釜山(哈綏符釜)陸海一貫輸送コンテナ列車を52回運行し、5976TEU、約9万トン、5.4億元となった。大多数の貨物は上海、寧波、黄埔など中国南方の港向けのもので、一部は台湾地域や日本や韓国向けだった。

今年に入ってこのコンテナ列車輸送は全体的に経営が順調で、さらに多くの貨物をこのルートに集中させている。これまでの経験から、冬季に入ると北方の食糧が南方に運ばれるピークになり、黒龍江省全体の鉄道輸送もひっ迫する。この輸送ルートはこの状態を緩和し、龍江の貨物を「南下北上、東出西連(東西南北あちこち)」に運ぶ黄金ルートになる。

距離の優位性は明らかで、ハルビンから韓国・釜山まで、ハルビン-綏芬河-ウラジオストク-釜山港の輸送距離は1711キロで、ハルビン-大連-釜山港ルート(1935キロ)より224キロ近く、ハルビン-琿春-ザルビノ-釜山港ルート(1689キロ)と基本的に同程度となる。ハルビン-綏芬河-ウラジオストク-新潟港のルートは1530キロで、ハルビン-大連-新潟港ルート(2920キロ)よりも1390キロ近く、ハルビン-琿春-ザルビノ-新潟港ルート(1600キロ)より70キロ近い。

この航路の運営が成熟すれば、将来的に韓国・釜山、日本・下関などの港に依拠し、黒龍江省の日・韓・長江デルタ・珠江デルタ地域との貿易や往来、商品の集散や産業集積などを拡大するのに大きな役割を果たすだろう。(黒龍江日報11月3日)

 

◇黒龍江省2本目の「以遠権」空路開通へ

ハルビン太平国際空港の関係筋によれば、黒龍江省で2本目の「以遠権」空路となるウラジオストク-ハルビン-バンコク線が11月19日に開通する。

ウラジオストク-ハルビン-バンコク線はウラル航空が運航し、フライトナンバーはU6-781/U6-782、毎週水曜、日曜の運航を計画している。ウラジオストク-ハルビン-バンコク線の開通は、ハルビン経由のロシア-東南アジア間の空中橋梁を作ることになる。(黒龍江日報11月5日)