韓国が「9本の架け橋」を提案

2017年11月22日

エリナのささやき

安倍首相が打ち出した対ロ協力が「8項目の協力プラン」なら、韓国のムン・ジェインは「9本の架け橋」で対ロ協力を進めようとしています。9本とはガス、鉄道、港湾、電力、北極航路、造船、雇用、農業、水産を指すようです。日本より1本多いところがミソでしょうか。▼今日の海外ビジネス情報は、その9本の架け橋の話題など。日本海側のニュースは「小松-香港チャーター来春増便へ 福井、石川県議が要望」(福井新聞11月16日)。▼新潟の橋といえば、萬代橋。先週の天気のいい朝、万代島から萬代橋を観た1枚(↓)。初代の萬代橋は1886年竣工。今の橋は3代目で1929年のもの。戦後の新字体による「万代橋」から元々の「萬代橋」に表記が変わったのは2004年のことだったそうです。もう10年以上も前になるのか。

海外ビジネス情報

◇韓国が「9本の架け橋」を提案

ロシア極東での投資プロジェクトを実行するという韓国のイニシアチブにロシアが賛同していることを、メドベージェフ首相が韓国の文在寅大統領との会談で述べた。

メドベージェフ首相は、いわゆる「9本の架け橋」イニシアチブは最重要分野での両国の協力を本格的に進展させうる、と考えている。首相は「我が国政府はこれらのアイデアを実現する用意がある。今はそれらに現実的な弾みをつけることが大事だ」と力強く述べた。

文在寅大統領は、「韓国は大統領付属北方経済協力委員会の主導するロシア極東地域開発プロジェクトを全面的に支援するつもりだ。新しい対北朝鮮政策を実行するため、我々は全力を傾け、9分野での協力を大々的に進展させていく。これがいわゆる『9本の架け橋』(造船、港湾インフラ整備、北極海航路など)だ」と明言した。

ロシア極東開発省は文在寅大統領の「9本の架け橋」イニシアチブを実現するための具体的なプランをまとめた。9分野の協力の「ロードマップ」はソウルで、ガルシカ極東開発大臣の訪韓時の韓国側との交渉で協議されてきた。

「韓国大統領の提案はプーチン大統領の賛同も得た。我々はこれらの目標が現実的な形となるよう、必要なことを全て行う方針だ。我々は具体的な『9本の架け橋』実現プランをまとめた。今後5~6カ月中に第一歩を踏み出すことができるだろう」とガルシカ大臣は述べた。

現在、ロシア極東における韓国企業の投資は大きくはなく、4億3400万ドル、全民間投資の0.7%、外国投資の8.2%となっている。近くソウルに極東投資誘致貿易支援エージェンシーの駐在事務所が開設される。さらに、ガルシカ大臣によれば、ロシア極東で今年、「韓国投資デー」が初めて開催された。(極東開発省HP 11月15日)

 

◇長春空港、「1000万人級空港」入り

11月14日午前、CZ6155便が長春から上海に飛び立ち、長春龍嘉国際空港の1年の旅客数が初めて1000万人を突破した。これは同空港が全国の大型で稼働率が高い空港の仲間入りしたことを現し、全国で30番目の「1000万人級空港」となった。

2012年から、同空港は毎年100万人の速度で記録を更新してきた。今年10月までで、旅客数と離陸着陸回数はそれぞれ前年同期比22.5%と17.7%増え、その成長は東北地域の4大空港で第1位、2017年の年間旅客数は1155万人に達する見込みだ。

「1000万人級」という新しいステップに踏み入れたことは、「1000万人級空港」という新しい基準に全面的に向き合うことを意味する。吉林空港グループの銭礼欽総経理は「現在、空港の第2期拡張改造工事が最終段階に入り、新しいターミナルビルが来年7月に完成して供用開始する。空港の旅客数は1600万人、貨物取扱量は20万トンに達するだろう」と述べた。(吉林日報11月14日)