哈大高速鉄道開通5年、安全運行で旅客3000万人突破

2017年12月15日

エリナのささやき

風邪に負けたエリナちゃん、元気復活というほどではないけれど、再登場です。こもりっきりの2日間だったので世の中の様子が分からず、雪景色のように真っ白な感じでしたが、景色も世の中も通常通りのようですね。▼鼻と喉の粘膜がグジャグジャになった感じで、息ができないかと思うような夜もあったけれど、風邪ならいつかは呼吸も通ります。待てば通れるサンマルタン運河(↓)。待ちぼうけの船上の観光客と睨めっこな感じの橋の上から。▼以上、海外ビジネス情報の話題と全然脈絡なく…。きょうはハルビン-大連高速鉄道開通5周年の話題など。

海外ビジネス情報

◇哈大高速鉄道開通5年、安全運行で旅客3000万人突破

12月1日、ハルビン-大連高速鉄道が開通5周年を迎え、累計運行距離9000万キロ、旅客3000万人を突破した。この高速鉄道は世界で初の高地寒冷地域での高速鉄道、国家の「八縦八横」における京哈(北京-ハルビン)高速鉄道の重要な構成部分として、東北三省に「高速鉄道経済回廊」を構築し、地域経済社会発展と人々の生活改善を大きく促進した。

ハルビン旅客輸送の哈大高速鉄道車隊共産党支部書記の話によれば、旅客輸送は年々増加し、2013年は400万人、2016年は580万人で、今年の春節運行期間のハルビン西駅の旅客数は6.2万人に上った。

新しく建設された高速鉄道駅は地方の地域経済発展をもたらし、ハルビン・大慶の重化学工業、長春の自動車工業、瀋陽の設備製造業、大連の石油化学工業・造船・ハイテク産業、鞍山の鉄鋼業など哈大高速鉄道沿線の支柱産業が「高速」に変化・整合している。また、哈大高速鉄道は京哈幹線の貨物輸送能力を増加させ、北方の石炭の南方への輸送、北方の食糧の南方への輸送、対ロシア貿易に有効な輸送を保証している。

ここ数年、鉄道部門は運行密度を高めており、現在すでにハルビンから上海・青島・武漢・北京・鄭州・大連・瀋陽・丹東・天津・盤錦・延吉・琿春の12の方向に46編成の列車を運行し、外出ストレスを緩和している。(黒龍江日報12月5日)

◇中央銀付属の仮想通貨の関する作業部会設置

モンゴルで先日、中央銀行付属のブロックチェーン技術活用可能性研究作業部会が設置された。そのメンバーは10名の専門家(数学者、経済学者、技術者)だ。彼らの主要な目的はテクノロジーの側からの仮想通貨の詳細な研究と、チャンスとリスクの定義だ。

プラットフォーム「エゲレグ」の発起人、ハスチュルー氏によれば、モンゴルに仮想通貨の法律ができ、2018年に発効することを踏まえ、前述の作業部会が「エゲレグ」という仮想通貨の買取りの可能性を研究する。この際、エゲレグはブロックチェーン技術をベースにしている。1エゲレグの価値は1トゥグルグとなる。「今後モンゴルで紙幣はほぼ完全に仮想通貨にとって代わられるだろう。これは国内外のトランザクション市場で銀行と競争するチャンスをもたらすもので、オンライン取引や電子決済システムの発展にプラスの影響を与えることだろう」とハスチュルー氏は述べた。(MONTSAME 12月6日)