ウラジオで中国投資家デー開催

2017年12月28日

エリナのささやき

何かと慌ただしくしているうちに、2017年最後の勤務日を迎えました。今年は何かと落ち着かず、仕事も中途半端だったような、実はそれなりにしっかりやったような…。よく分からない。▼今年最後に言いたいこと。1月30、31日の「2018北東アジア経済発展国際会議(NICE)イン新潟」参加申込、お忘れなく。1月17日の賛助会セミナーもよろしく。ERINAの職員募集は今日が締切日です。▼日本海側のニュースは今日も北海道から「香港資本、定山渓に進出 高級旅館、来春に着工」(北海道新聞12月19日)。海外ビジネス情報はまとめて4つ。12月20日までの話題を伝え終えました。それ以降は、年明け1月4日から。▼今年最後の1枚は、山頂の雲の中のメスナー博物館。瞼を閉じると、麓の教会の鐘の音も蘇ります。皆さま、良いお年をお迎えください。

海外ビジネス情報

◇ウラジオで中国投資家デー開催

ウラジオストクで19日、ユーリー・トルトネフ・副首相兼極東連邦管区大統領全権代表、アレクサンドル・クルチコフ極東開発次官・極東投資誘致輸出支援エージェンシー長官、その他中国の大手企業の社長らが出席する中国投資家デーが開催されている。

中国投資家デーの枠内での最初の実務会談は、中鼎牧業(Zhongding Dairy Farming)社のSun Guoqiang社長ほか経営陣との会談だった。中鼎牧業は中国の大手農業系持株会社の一つで、中国の大手牛乳生産者トップファイブに入っている。沿海地方での同社の投資プロジェクトは、複数の酪農場(牛5万頭)の建設と自社の飼料基地(5万ヘクタール)の展開を想定し、2000人余りの雇用創出が見込まれている。(極東開発省HP 12月19日)

 

◇対中国境の集落の自由経済区宣言を副首相が提唱

モンゴルのエンフトゥブシン副首相は18日、ザミンウド集落(対中国国境の鉄道駅)を訪れ、早急にこの地域を自由経済区だと宣言するよう提唱した。国は既にこの鉄道中継点のインフラ整備に5900万ドルをつぎ込み、水道を整備し、浄水施設も建設した。

南の隣人も関心を寄せている。中国はザミンウドに総領事館を開設した。モンゴル・中国国境を毎日5000人に及ぶ人が移動し、徒歩及び自動車の横断ポイントでの手続きは5~7分以上かからない。

エンフトゥフシン副首相は国境サービス、税関、環境省、その他の機関に、自由経済区の開設の際、対ロシア国境のアルタンブラク経済区の問題を考慮するよう呼びかけた。アルタンブラクでは、法規の矛盾や法律違反が常に起きているのだという。(Mongolnow 12月19日)

 

◇吉林-ジャルートの電力輸送工程が運用段階に

国家電力網吉林省電力有限公司の情報によれば、吉林からジャルート旗(内モンゴル自治区通遼市)までの電力輸送工程が、予定工期よりも7カ月前倒しして12月15日に運用段階に入った。この工事の完成により、吉林省ひいては東北三省の余剰電力を、省区を越えて輸送する快速ルートが開通し、吉林省西部地域の国家1千キロワット級風力発電基地と華北の電力ロードセンターとの直接の連関を促すことになる。

この工程の運用後は、240キロワットの安定した電力輸送能力をもつことになり、過去に輸送が難しかった吉林省西部地域のクリーンエネルギーを華北に直送し、風力発電・ソーラー発電機が長期的に直面している「無駄な電気」の問題を緩和することになる。当初は、吉林省だけで華北地域にクリーンエネルギーを毎月4億キロワット送ることができ、これは華北地域の二酸化炭素33.5万トン、二酸化硫黄1088トン、窒素酸化物947.2トンの削減に相当する。(吉林日報12月20日)

 

◇UB市議会議長が韓国の電力会社と会談

ウランバートル市議会のアマルサイハン議長は20日、韓国の南部発電会社(KOSPO)の代表団の訪問に応じた。同社は韓国の発電量の9.9%を占めている。さらに同社は、鉱山会社や開発後の石炭鉱業所、炭鉱の土地再生時の石炭灰利用研究にも携わっている。

現在、KOSPOは韓国政府の全面投資により、マライフ地区で環境に優しく高効率の都市建設プロジェクトを推進中。出力400キロワットの太陽光発電所を建設している。

この会談でアマルサイハン議長は投資と小型太陽光発電所の建設に対する謝意を表明した。議長は、KOSPOの活動を政治がサポートし、プロジェクトの順調な完了、安定した活動の保証、メンテナンスや修理を重視していく方針も表明した。(MONTSAME 12月20日)