対ロ越境人民元業務が5年間で8.3倍

2018年01月25日

エリナのささやき

「もう雪はうんざり」という声がバスを待つ列から聞こえてきそうな新潟です。インターン生のMさんは新潟より寒い瀋陽出身ですが「こんなに風は強くない」と困惑した様子。体感温度で言えば氷点下10度を超える寒さです。▼今日の日本海側地方のニュースは北海道から「高橋知事5月訪ロへ サンクトペテルブルク政財界と関係強化」(北海道新聞1月20日)。北海道の次年度のロシア交流関連予算は前年比3割増の1億4700万円の方針だとか。▼海外ビジネス情報は、中ロ間の人民元決済など金融に関する話題。一般的には停滞していると言われる人民元国際化の情勢と黒龍江省の対ロ情勢は、すこし違っているのでしょうか。こちら(↓)、相場急上昇中の頃の金ショップ(瀋陽)。

海外ビジネス情報

◇対ロ越境人民元業務が5年間で8.3倍

中国人民銀行ハルビンセンター支店からの情報によれば、支店ではここ数年、黒龍江省と「一帯一路」建設との結びつきを推進するために、金融政策の支援を拡大し、積極的に金融資源を投入している。これにより、対外金融はめざましい進展をみせると同時に、明らかな効果が現れている。そのうち、対ロ越境人民元業務の規模は2012年の8.6億元から2017年の71.43億元に増加し、8.3倍となった。

2017年の黒龍江省の越境収支総額は178.1億ドル、外貨決済販売総額は152.9億ドルとなった。対外金融市場の活発な状況は次第に高まり、外貨資金の黒龍江省の外国貿易への貢献度はかなり強化されている。

越境保証と輸出入の信用貸付業務も安定的に発展しており、黒龍江省の対外保証総額は2012年の13.9億ドルから2017年の32.6億ドルに増加した。

また外債管理政策も緩和され、企業の外債利用の希望も高まっている。黒龍江省の外債資金利用規模は2012年の11.2億ドルから2017年の19.3億元に増加した。外債資金は主に農副産品加工、電力生産・供給などの重要な分野に用いられ、国外の低コスト資金の持続的な流入を実現し、黒龍江省企業の資金調達費用を有効に引き下げている。

黒龍江省企業の国際市場への進出願望はかなり強く、単純な商品輸出から商品輸出と資本輸出の双方を重視するように変化している。2017年末までに、すでに454社の企業が国外に設立され、574社が国外の投資企業に出資している。同時に、「一帯一路」沿線の国家への投資規模も飛躍的に増加し、対外投資を実施して、黒龍江省企業の資本輸出を支え、国際競争に有効に参加できるようになった。

対ロ金融協力方面では、二国間の金融協力メカニズムがたえず健全化されており、中ロの人民元外貨建て決算、対ロ投融資、対ロ電子商取引支払などの業務は飛躍的に発展している。黒龍江省の商業銀行9行の支店やロシアの商業銀行27行の支店が口座を代理する関係を確立し、双方の銀行が共同で設置している口座は133ある。対ロ越境電子商取引支払サービスプラットホームが設立され、決算業務75.9億元が処理されている。さらに、ルーブルの現金が綏芬河で試験的に使用され、その処理業務は3.5億ルーブルに達している。(黒龍江日報1月16日)