韓国人投資家が沿海地方に水産加工集積の造成を計画

2018年02月06日

エリナのささやき

今年何度目の除雪作業でしょうか。右手首の腱の痛みが取れる暇はなく、なんだか腰が曲がってしまったような気がします。おかげで今朝は、録画したスーパーボウルを最後まで見られず、結果バレしないように新聞のスポーツ欄も見られません。▼1年前まで新潟市の副市長を務められていた浜田さんが突然、亡くなられました。心臓が悪かったのでしょうか。65歳、わが身を振り返らざるを得ません。▼今日の日本海側のニュースは山形から「17年酒田税関 13年ぶり輸出超過」(山形新聞1月28日)。海外ビジネス情報はロシア沿海地方の水産加工に韓国が出資するという話題。写真は遠くアドリア海の市場の幸。

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◇韓国人投資家が沿海地方に水産加工集積の造成を計画

韓国とロシアの投資家コンソーシアムが沿海地方の水産加工集積地の建設に1億3000万ドル余りを投資する方針だ。沿海地方のアンドレイ・タラセンコ知事代行と韓国のKorea Trading & Industries社のソ・イルテ社長の会談で、企業設立の問題が話し合われた。

水産加工集積地には、水産品と肉製品の物流センター、漁港、コンテナターミナル、魚のフィレとカニ肉の加工工場が含まれる。コンソーシアムのロシア側のパートナーはマグ・シー・インターナショナル社だ。水産加工集積地の造成地として、ナジモフ岬が検討されている。タラセンコ知事代行は、オリガ地区のラクシカ湾を提案した。

水産加工分野のプロジェクトを実施するアイデアは昨年6月、ユーリー・トルトネフ副首相兼極東連邦管区大統領全権代表が行った韓国投資家デーの枠内で協議された。第3回東方経済フォーラムで韓国企業コンソーシアムと極東投資誘致・輸出支援エージェンシーの間でこのプロジェクトの実行協定書が締結された経緯がある。

このプロジェクトに参加する企業のコンソーシアムには、Korea Trading & Industries のほか、コリアン・シーフーズ、ブサン・オーソリティ・ポート、ウニコ・ロジスティクスが含まれている。(極東開発省1月30日)