中国のデベロッパーが沿海地方のリゾートに参画か
2018年02月08日
エリナのささやき
平昌五輪は明日の開会式を前に今日から競技が始まるようですね。地元でも日本でも、あまり盛り上がっている雰囲気ではないようですが、始まれば応援したくなるのが人情。▼今日の海外ビジネス情報は、ロシア沿海地方のリゾート建設に関心を示す中国企業の話題。日本でもIR法案が話題になっていますが、そういう発展を目指す人ってどのくらいいるのでしょうね。▼日本海側のニュースは山形から「平昌パラ車いすカーリング ロシア、青森で事前合宿」(東奥日報2月2日)。パラ五輪は3月開催。一度体験してみただけに、個人的には注目です。
海外ビジネス情報
◇中国のデベロッパーが沿海地方のリゾートに参画か
中国港湾工程有限責任公司(China Harbour Engineering, CHEC)が(株)沿海地方開発公社(統合型リゾート(IR)「プリモーリエ」の事業主体)の投資プロジェクトの実施に必要なインフラ施設建設に関心を示している。沿海地方開発公社広報室の発表によると、両社は沿海地方内でのプロジェクト実施に係る投資活動、情報サービスと投資家のサポートでの連携に関する協定書に署名した。
ロシア駐在のCHECの代表者は、中国側は一連の分野での提携に前向きだと話している。「我々はロシアのプロジェクトへの投資を真剣に考えている。しかし、義務を負う前に、我々は情報を精査し、これらプロジェクトの実施の将来性を評価しなければならないので、より多くの系統的情報が必要だ。交渉の結果や同業者の勧めから、極東開発公社が沿海地方での投資活動において信頼できるパートナーになりうると我々は判断した」と中国側の代表者は述べている。
IRプリモーリエはウラジオストク郊外のムラビイナヤ湾に立地。619ヘクタールの敷地には娯楽センターとカジノのほか、21のホテル、12のゲストハウス、ヨットクラブ、アルペンスキーコース、その他通年利用の観光娯楽施設の建設が予定されている。同プロジェクトは3段階で実施されることになっており、最終段階の終了は2022年の予定だ。(インターファクス2月1日)