黒龍江省の外国貿易、幸先よいスタート

2018年02月26日

エリナのささやき

今朝の新潟は、春を予感するような陽が射し始めた感じです。昨日で平昌冬季五輪が終わり、新潟県の妙高ではスキー競技が中心の「はね馬国体」が始まりました。スキーの中でもノルディックスキー競技はジャンプや複合を除いて不振の日本ですが、新潟県は比較的得意なようです。ノルディックウォークが楽しいように、スキーで歩くのも実は楽しいのかもしれません。▼歩いても、自転車でも、スキーでも、こんなところ(↓)にいれば何だって楽しい。▼今日の日本海側のニュースは北海道から「道内発韓国花見ツアー注目 LCC利用、国内より低料金」(北海道新聞2月18日)。海外ビジネス情報は、18年最初の黒龍江省の貿易状況の様子が伝えられています。

海外ビジネス情報

◇黒龍江省の外国貿易、幸先よいスタート

ハルビン税関統計によれば、2018年1月、黒龍江省の輸出入は136.8億元を実現し、昨年同期比40.3%増で全国よりも24.1ポイント上回り、成長率は全国で第8位となった。

貿易の種類からみると、一般貿易の成長が目覚ましく、比率が増している。1月は104.4億元に達し、前年同期比54.14%増、輸出入総額の81.29%を占めた。自動車を主とする加工貿易も勢いを保ち、1月は8.7億元に達し、前年同期比44.14%の伸びを実現した。

貿易主体別では、国有企業の輸出入総額が71.6億元、17.97%増で、省輸出入総額の61.43%を占め牽引的な役割を果たしている。民営企業の輸出入総額は5.09億元、前年同期比66.75%増、31.79%を占め、かなり活発になってきた。外商投資企業の輸出入総額は13.5億元、前年より124%増となった。

市場別では、対ロシア輸出入総額が89.2億元に達し、前年同期比53.15%増で、輸出入総額の65%を占めた。対「一帯一路」国家貿易も成長を続け、前年同期比61%増で、対EUやASEANもそれぞれ57.14%、89.24%増だった。

商品構造からみると、原油の輸入量の増加と価格の上昇が省の外国貿易増加の主な要素となっており、原油輸入が輸出入の44.8%、輸入の54.5%を占めている。木材、穀物、石炭、紙パルプ、化学肥料、鉄鉱石などの大口商品の輸入も増加を続けている。(黒龍江日報2月16日)