ハルビン税関が通関の「高速化」を実現

2018年02月28日

エリナのささやき

中国共産党が国家主席の任期撤廃を提案したことが物議を呼び起こしています。それが改革の維持に向かうのか、権力の維持に向かうのか。いずれにしろ、民主主義的なものとは異なる中国的な舵取りなのでしょう。▼今日の海外ビジネス情報は、ハルビン税関の通関高速化の話題など。写真は6年前のハルビン。万達広場で何でもカード支払えるようになった時代から、あっという間に何でもスマホ決済する時代へ。これも中国。3月2日(金)のERINA賛助会セミナーは、そんな中国の一断面「シェアバイクの爆発的普及」を取り上げます。お申込み、ご参加をお待ちしています。▼日本海側のニュースは「秋田港ターミナル来月完成 クルーズ船客へ対応」(秋田魁新報2月23日)。3歩すすんで2歩さがるのが日本のスピード感かな。

海外ビジネス情報

◇ハルビン税関が通関の「高速化」を実現

2017年、ハルビン税関では通関時間を3分の1短縮する目標をたてた結果、昨年12月の輸入通関時間は3.6時間で、全国の通関時間短縮目標値よりも4.6時間速かった。輸出通関時間は0.1時間で、全国の時間短縮目標値よりも0.8時間速かった。輸出入の通関時間ともに以前よりも大幅に向上した。ハルビン税関で開かれた2018年業務会議での情報だ。

2017年、ハルビン税関は全国の通関一体化改革に力を入れ、査定・総合業務・検査配置など関係する改革を順調に進め、税関の管轄を機能化させる改革を着々と推進した。さらにハルビン税関では「自己申告と各自納付」といった企業の新しい納税方式を始めた。2017年12月、大慶ボルボ自動車製造有限公司は「自己申告・納入、後払い一括納税」モデルでハルビン税関管轄下の大慶税関で鉄のナットの輸入申告をした。総額4876ドル、課税額は8400元で、11秒で電子審査を経て保証を受けて通関が許可され、秒単位での通関が実現した。(黒龍江日報2月21日)

 ◇石炭会社がネリュングリの空港再建に着手

コルマル社(石炭採掘・加工)がネリュングリ市(南ヤクーチア)の空港再建のデザイン設計に投資することを決定した。同社はさらに、空港を国際空港にするよう求めている。

コルマル社のセルゲイ・ツィビレフ社長によれば、空港建設プロジェクトは未完成だ。「40年前に滑走路が建設された。もちろん、その近代化が必要だ。空港ビルディングは建設されていない。ソ連崩壊前にビルが着工したが、屋根や窓をつけるのが間に合わなかった。最近鑑定が行われ、この建物は工事には適さないとわかったので撤去しなければならない。そこで、最新式の空港ビルと全機種の受け入れが可能な滑走路の改修のプロジェクトが別途、実施される」とツィビレフ社長は説明した。

国家プログラム「ロシア交通システムの整備(2010~2020)」の「極東関連項目」に、ロシア極東の空港の再建費がつけられた。昨年末にはメドベージェフ首相が財務省、運輸省、経済発展省に対し、2019~2021年連邦予算に40カ所のロシア極東の空港の再建費を盛り込むよう指示した。ネリュングリの空港もこのリストに含まれている。

「ロシア極東にとって航空運送は戦略的に重要な意義を帯びている。一連の地域にとって、それは、唯一の連絡手段だ。ここには、ロシアの229の空港のうちの82がある。しかし、人工的に舗装された滑走路のある空港は37しかない。空港のインフラの老朽度は80%におよぶ」とアレクサンドル・ガルシカ極東開発大臣は過去に述べている。(極東開発省HP 2月21日)