日本企業がロ極東との航路開設を検討

2018年03月05日

エリナのささやき

早くもゴールデンウィークかというような暖かな週末、シーズン最後の東響新潟定期は、秋山和慶さん指揮、バス独唱に妻屋秀和さんを迎え、モーツァルトの歌劇からのアリア集などに加え、初めて聴く『エジプト王ターモス』のための合唱曲と幕間の音楽でした。モーツァルトづくしだから気楽に聴こう、と思っていたのですが、後半はにいがた東響コーラスの熱気にあおられた感じで、なかなか充実した一夜を過ごしました。▼今日の海外ビジネス情報は、ロシア沿海地方と日本企業とのビジネス案件に関する話題が2つ。

海外ビジネス情報

◇日本企業がロ極東との航路開設を検討

日本の澤山グループがロシア極東と日本を結ぶ航路を開設するという沿海地方のオファーに賛同したことを、同地方広報室が伝えている。

新航路の開設については、ロシア側の代表団の公式訪日の際に協議された。沿海地方のアンドレイ・タラセンコ知事代行は、「このようなクルーズはロシア人観光客にも日本人観光客にも需要があるだろう」と述べた。タラセンコ知事代行は、将来的に中国の港も入れて航路を拡大する可能性も考えている。

2017年には外国の客船がウラジオストク港を15回訪れ、1万3000人余りの外国人観光客が沿海地方の名所旧跡を見学した。

今年、沿海地方のクルーズシーズンは冬の終わりに始まる。2月26日にはバハマ船籍の大型客船「Ameba」がウラジオストク寄港する。約600人の観光客が下船する予定で、その大部分はドイツ人だ。(極東連邦管区HP 2月22日)

 ◇日本企業が沿海地方で生ごみによる有機肥料の生産を計画

日本の澤山グループが沿海地方で、生ごみをリサイクルして肥料をつくる工場を開設するかもしれない、と沿海地方政府広報室が伝えている。

澤山精一郎代表によれば、グループは4つのごみ焼却場を所有している。同時に、ごみの一部が有機肥料に利用されている。日本企業が有する技術は、世界的に認められた。「その有効性を裏付ける文書はすべて揃っている。当社はこのような肥料の購入も、沿海地方での工場開設も提案することができる」と澤山代表は述べた。

一方、沿海地方のアンドレイ・タラセンコ知事代行は、沿海地方にとって、現地生産化が重要で、しかもこのプロジェクトは本格的な投資を必要としていないことを強調した。

会談で双方は、澤山グループの専門家が有望な工場の建設用地を選びに沿海地方を訪れ、製品の試供品が送られることで合意した。コンスタンチン・ボグダネンコ沿海地方副知事によれば、沿海地方の温室栽培地の一つがごみリサイクル肥料のテスト用地になりそうだという。また、沿海地方から日本で直接このノウハウの学ぶために人が派遣される。(極東連邦管区HP 2月22日)