沿海地方で使用済み紙おむつから燃料ペレットを製造か
2018年03月08日
エリナのささやき
2016年の女性の育休の所得率は81.8%、これに対して男性はわずか3.16%だったそうです。最も多かった理由は「育休を取りづらい雰囲気だったから」だそうです。産業別では金融・保険業が12.33%で最も高く、ERINAのような学術研究・専門・技術サービスは5.64%、郵便局や農協、人材派遣業などのサービス業、電気・ガス・熱供給・水道業などはいずれも1%未満だったそうです。▼育休からオムツを連想しながら、今日の海外ビジネス情報はロシアから、日本企業が沿海地方で使用済紙おむつから燃料ペレットを製造する工場を建設しようと検討している話題など。▼パリで2度通ったコインランドリー。独身風の人が多く、オムツを回すような人とは出会いませんでした。
海外ビジネス情報
◇沿海地方で使用済み紙おむつから燃料ペレットを製造か
日本の(株)スーパー・フェイズが沿海地方で燃料ペレットの工場をつくる可能性を探っていることを、沿海地方政府広報室が27日、発表した。
使用済み紙おむつ処理工場はナデジディンスキー地区タブリチャンカ集落に建設されることになっている。工場はごみ処理工場団地に入ることになる。こうして作られた燃料ペレットは一戸建て住宅や製造業で使われる。
「日本では既に、そうしている。この小さなペレットは他の多くの燃料よりも優れている。熱量はコークス炭に匹敵する。ただし灰は出ないし、コストは3分の2だ。実は、ボイラーはこれにふさわしいものが必要だ。しかし、それらは石炭や、重油、ガスを使うものよりは安い」と日本側の関係者は沿海地方訪問時に指摘した。
「我々ABAトレイドは日本のスーパー・フェイズと、沿海地方にこの種の工場をつくるという合意書を締結した。これは、興味深く、有望で、環境に悪影響を与えない」というABAトレイド社のアレクサンドル・パリチコフ社長の談話を沿海地方広報室は伝えている。(インターファクス2月27日)
◇ロシア首相が鉄道による中継貨物輸送条件の協定案に署名
ロシアのメドベージェフ首相が21日、鉄道による中継貨物輸送条件に関するロシア連邦政府とモンゴル政府間の協定書案に署名した。この協定の目的は、貿易貨物をロシアとモンゴルの国内、第三国で鉄道を使って輸送するための条件の整備だ。この新文書は、さらに、鉄道を使った両国国内の中継貨物輸送に対する柔軟な料率政策も見込んでいる。(MONTSAME2 月27日)