エレンホト口岸の中欧列車、運行路線が22路線に

2018年03月28日

エリナのささやき

福島第1原発事故から7年、ロシアで禁止されていた日本の水産物の一部輸入禁止措置がほぼ解除された知らせが届きました。岩手、宮城、山形、茨木、千葉、新潟6県の禁輸措置が解除され、福島県は放射性物質に関する追加の証明書提出などを条件に輸入を認めるというもの。脳死産物の輸入規制が次第に解除されていくことが待たれます。▼今日の海外ビジネス情報は、モンゴル経由の中央班列の話題とカムチャツカのLNG積替えターミナル建設の話題。▼雪割草に交じって、昨秋の忘れ物が冬眠から目覚めた感じ(↓)。

海外ビジネス情報

◇エレンホト口岸の中欧列車、運行路線が22路線に

先頃、エレンホトでロシア・タリツァ(スベルドロフスク州)-黄島港(青島)間の中欧列車が検査を終了した。この列車の運行は中欧列車における「中ルート」であるエレンホト経由の列車運行ルートが22路線に増えたことを示している。

列車はコンテナ41個を載せ、主要貨物は用材、総重量は1066トン、金額ベースでは25.912万ドルだった。列車はタリツァを発車し、エレンホトから入国、青島税関で通関手続きを行い、全国通関一体化手続を終えた後、黄島港に運ばれる。走行距離は3150キロ、所要日数は10日前後。

エレンホトは中国からモンゴルに至る唯一の鉄道口岸で、発展改革委員会が公布した「中欧列車建設発展規画」において定められた中欧列車の「中ルート」の唯一の輸出入口岸だ。今年3月から、エレンホト口岸における列車の運行ルートが飛躍的に伸び、タリツァ-江西省カン州市南康区、タリツァ-山東省臨沂市、イニャ(ノボシビリスク州)-江蘇省南京北駅、タリツァ-黄島港の4ルートが相次いで開通した。(内モンゴル日報3月19日)

 

◇カムチャツカでのLNG積替えターミナル建設に日本企業が参画か

カムチャツカ地方におけるLNG積替えのための物流ターミナルの建設の枠内で、NOVATEKが日本企業と交渉している。丸紅と(株)MOL JAPANがカムチャツカ地方で開かれた会議で、NOVATEKと地方政府の関係者向けに自社の技術力のプレゼンを行った。

「LNG積替え複合施設と北極海航路でLNGを運ぶ船舶の建造という、責任重大で技術的に難しい課題を我らが日本のパートナーたちは抱えている」とカムチャツカ地方政府ユーリー・ズバリ副首相は述べた。

NOVATEKのデニス・フラモフ副社長によれば、現在、測量作業、プレ・フィード、積替え複合施設に最も適した建設用地の調査が行われているという。その後、設計が始まる。ターミナルの貨物積替え能力は最大で年間2000万トン、作業年数は40年を超える。

「全体的な経済戦略的意義のほかに、カムチャツカでの積替えプロジェクトは地域発展のドライバーでもある。試算によると、必要とされる投資金額は建設用地に応じて10億~15億ルーブルになるだろう」とフラモフ副社長は述べた。(極東開発省HP 3月21日)