印政府の融資による製油所のF/Sが終了
2018年04月02日
エリナのささやき
新年度が始まりました。2018-19年度もERINAにご指導、ご協力くださいますよう、よろしくお願いします。企画・広報部にも新たな戦力としてKさんが入ります。頑張ってください。▼エリナちゃんは、ユラユラする症状が続いていますが、まぁ、春の深まりとともにそのうち治るでしょう。新潟の先週は梅(↓)、週末あたりからは桜でしょうか。▼今日の日本海側のニュースもフレッシュに、福岡から「柳川高が6カ国に海外事務所 留学生比率3分の1目指す」(西日本新聞3月26日)。海外ビジネス情報は、モンゴルから2題。
海外ビジネス情報
◇印政府の融資による製油所のF/Sが終了
政府はドルノゴビ県アルタンシレー郡に製油所を建設することを決定し、そのために150ヘクタールの土地が特別に確保される。
スレシ・バブ駐モンゴルインド特命全権大使は、製油所建設プロジェクトの詳細なフィジビリティ・スタディーが終わったことを発表した。F/SはインドのEngineers India社が行った。インド側は、自主評価の後、F/Sをモンゴルの鉱業・重工業省に提出することにしている。
製油所建設プロジェクトはインド輸出入銀行からの10億ドル規模の融資を受け、このうち7億ドルが製油所建設費、2億6400万ドルが石油パイプライン建設に充てられる。この製油所の売上は年間12億ドル、利益は4300万ドル、投資金は8~10年で返済される。政府系企業「モンゴル製油所」がプロジェクトの事業主体となっている。(MONTSAME 3月21日)
◇モンゴルでコーヒー人気が止まらない
モンゴルで近年、コーヒーの需要が成長を続けている。2016年にモンゴル・マーケティング・コンサルティング社がコーヒー消費人口を調べるアンケート調査を実施。その結果によると、15~60歳のモンゴル国民の53%が毎日コーヒーを飲んでいる。しかも、国内では毎月、コーヒー店の数が増えている。同時に、モンゴルの家庭の台所にはコーヒーメーカーが現れ、この機械は都市に住むモンゴル人家庭の生活と切り離せないものとなった。
全国調査データによると、モンゴル人の73%がインスタとコーヒーを飲み、20%がミディアムロースト、残りがアメリカーノを好む。モンゴルはコーヒーに年間、約30億トゥグルグを使っている。コーヒーの需要は右肩上がりだ。モンゴルは2017年に93.9トンのコーヒー(80万3000ドル相当)を輸入した。(Asia Russia Daily 3月21日)