年内にサハ共和国にITパークができる
2018年04月09日
エリナのささやき
新潟は、桜が満開なのにアラレが降って雷が鳴る荒れ模様。今朝も出勤時は摂氏5度。開きかけたチューリップも閉じたままです。せめて写真だけでも(↓)。▼カリフォルニアでは大谷が7回1安打2勝目で春爛漫な感じ。日本ではサッカー日本代表のハリルホジッチ監督が解任されることになり、新潟同様の荒れ模様。その新潟のアルビは早くもJ1復帰に黄信号で春遠し。▼今日の海外ビジネス情報は、ロシア・サハ共和国からITパークの話題、中国・吉林省から北京との協力の話題。
海外ビジネス情報
◇年内にサハ共和国にITパークができる
ヤクーツクのITパークが2018年末のオープンを予定している。これはヤクート自治ソビエト社会主義共和国100年に合わせてできることになっている重要施設だ、とヤクーチアのデニス・ベロゼロフ経済大臣代行が29日、閣議で述べた。
これまでに、サハ共和国(ヤクーチア)政府が東方経済フォーラムの枠内で、同共和国でのITパークの造成を見込んだ中国のHuaqing Hopusing Holdingとの枠組み協定書に署名したことが報じられている。ヤクーチア政府としては、この協定書によって、共和国のIT技術やプラント製造などの投資の誘致が可能になると考えている。
ハイテク工業団地の造成構想は2013年に生まれた。発起人はサハ共和国(ヤクーチア)IT産業協会だ。計画策定者らによれば、ITパークは高度人材向けの雇用を確保し、国内外の市場で競争するチャンスをヤクーチアのIT技術者に提供するという。
この構想はエゴール・ボリソフ・サハ共和国首長の賛同を得、その後ITパークの造成はヤクーツク市社会経済発展プログラムに加えられ、さらにヤクート自治ソビエト社会主義共和国100年記念施設のリストに加えられた。(タス3月29日)
◇北京・吉林、戦略的な協力で幸先の良いスタート
3月29日、北京市国有企業代表団が吉林を訪問した。北京市・吉林省双方が連日懇談し、多くの分野で協力の方向性が固まった。北京市と吉林省は戦略的な協力で幸先の良いスタートを切った。
吉林省と北京市の関係は、3月初めから説き起こす必要がある。3月1日、双方は北京で協力マッチング活動を展開し、両政府は「1+8」(1つの大きな協力枠組と8つの細部協定)協力協定を結び、北京の企業57社が協議に参加して関係する協定に署名した。今回の北京市国有企業代表団は北京市国有資産委員会がリーダーとなり、吉林省に実地調査と商談にやってきた。両会(全国人民代表大会・政治協商会議)開催前に署名し、両会終了後すぐに行動に移されたことは、北京市委員会・市政府が党中央・国務院の推進する東北旧工業基地を全面的に振興する新しい政策決定を徹底して行う姿勢と、北京と吉林の深い関係を示すものだ。
北京の国有企業の吉林への投資協力は、吉林の人的資源の優位性や市場の潜在力と北京の技術と資金を結びつけることになる。(吉林日報3月30日)