ウランバートルでレンタル自転車プロジェクト始動
2018年05月14日
エリナのささやき
新しい発見のある定期演奏会はうれしいものです。昨夕の東響新潟定期はブルッフ、メンデルスゾーン、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲をいっぺんに演奏する贅沢なプログラム、そこで素敵なヴァイオリン奏者と指揮者に出会いました。ソリストのアンティエ・ヴァイトハースさんは実に丁寧で円熟した演奏が印象的で、指揮者の斎藤友香理さんはハツラツとした若さに引き込まれるよう。何よりも、演奏者みんなの満足そうな笑顔が演奏会の成功を物語っていました。▼今日の日本海側のニュースは青森から、「天津-青森便就航1年 搭乗率健闘、8割維持」(東奥日報5月10日)。海外ビジネス情報は、モンゴルからレンタル自転車の話題。写真はゴビ砂漠じゃなく鳥取砂丘、さしずめレンタルラクダ。
海外ビジネス情報
◇ウランバートルでレンタル自転車プロジェクト始動
モンゴルで今年からレンタル自転車サービスが始まる。瞬く間にそれが、国民に広まることだろう。ウランバートル市役所は、ウランバートル市での「UBIKE」プロジェクトの枠内で下請会社の入札を告示した。ニッケル・ガンバー、ペトロビス、KhAS銀行のコンソーシアムが権利を落札し、プロジェクト実施契約を締結した。
このプロジェクトは3段階で実施される。2018~2020年に首都の公共交通機関に自転車プロジェクトが導入され、150カ所の駐輪場が設けられ、そこに2000台の自転車が配備される。2021~2026年には250カ所の駐輪場と電動自転車2500台、2027~2033年には電動自転車5000台が導入される。
駐輪場とともに、世界で標準的な電子支払決済システムも導入される。ニッケル・ガンバー社のダシニャムCOOによれば、まず、首都の43カ所に500台の自転車が配備されることになる。レンタル代は30分500トゥグルグ、1時間800トゥグルグになる。市民はKhAS銀行のアプリQPayを利用することができる。盗難防止のため、すべての自転車にGPSシステムが搭載されている。(MONTSAME 4月25日)