日本のリハビリセンターがウラジオにオープン

2018年05月25日

エリナのささやき

トランプ氏と金正恩氏、予測不可能な両首脳の会談予定は、とうとう暗礁に乗り上げたようです。6月7日のERINA賛助会セミナー「南北・中朝関係の進展と今後の展開-米朝首脳会談をにらんで」は、このまま予定通りに開催します。予測不可能な二人とはいえ、完全に決裂したわけではなさそうですし、歴史の必然はあるのかもしれません。▼今日の海外ビジネス情報は、いよいよウラジオストクのリハビリセンターがオープンしたという話題。こちらは予測可能な日本資本の話。▼予想以上の激しい風雨に見舞われた“海の京都”伊根への訪問。悪天候でも、舟屋の景観には魅せられます。

海外ビジネス情報

◇日本のリハビリセンターがウラジオにオープン

日本のリハビリテーションセンター「北斗」が16日、ウラジオストク市に正式にオープンした。このプロジェクトは日揮(株)と社会医療法人北斗が実施したことを、沿海地方政府広報室が報じた。

「センターの専門スタッフは、ケガや外科手術が原因で運動器官に障がいのある患者のリハビリ、脳出血後の訓練に従事する。1日に約100人を受け入れることにしている」と広報資料には記されている。このリハビリセンターは日本をモデルに建設され、個別アプローチを目指している。患者の症状の動作訓練のために、特に、外骨格(エクゾスケルトン)型歩行支援ロボットが使われる。

現在、同センターでは6人の専門スタッフが働いている。これは、日本で研修を受けたカイロプラクター、理学療法士、マッサージ師、さらに日本人のリハビリテーション医だ。(インターファクス5月16日)